「会話に入れない」コミュニケーションで悩む10代に青木源太が贈る魔法の言葉

フリーアナウンサーの青木源太さんが、8月9日(月)放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。『コミュ力反省会』をテーマに、パーソナリティのさかた校長、こもり教頭とともに、会話やコミュニケーションで失敗した10代のリスナーの声を取り上げアドバイスしました。そのなかから、大学1年生の女性リスナーとのやり取りを紹介します。

――18歳・大学1年生の声:奇数の人数で話すことが苦手です

さかた校長:会話で何か失敗しちゃったことがあったの?

リスナー:私は、奇数の人数で話すことがとても苦手です。高校生のときに5人で仲が良かったのですが、2人ずつ話しているときに会話に入れなくなり、そのグループから離れたことがありました。いまでも、3人や5人など奇数の人数で会話するのが苦手です。

さかた校長:そうか……いちばん苦手な人数ってあるの?

リスナー:3人が苦手です。相づちはできるんですけど、残り2人がしゃべっている空気に入れなくて、距離をおいちゃうことがあります。

こもり教頭:たしかに、(残りの)2人が盛り上がってしゃべっていると、そこに入るのはためらっちゃうかもね。

さかた校長:そうだね。こういう場合……会話に入り込むというか、会話の中に入るテクニックってありますか?

青木:1対1だとしゃべれるけど人数が増えると会話に入りづらくなる、と悩んでいる人は本当に多いんです。大人になっても悩んでいる方はいると思います。

こもり教頭:うん……。

青木:(対応策としては)まずはリアクションをとることですね。“肯定”や“同意”といった“意”をリアクションすることによって、スムーズに入ることができます。で、ひとつ魔法の言葉を授けると……よく使えるワードとしてあるのが、「それで言うと」なんです。

こもり教頭:ほぉ~!

青木:誰かが会話しているなかに「それで言うと……」と言って入っていくと……この言葉の良いところって相手の言うことも肯定しているんですよ。肯定したまま自分の話ができる、というのが良いポイントなので、ぜひ使ってみてください。

さかた校長:うんうん!

青木:あと、3人で話しているときに入りづらいということですけど……3人ということは、自分以外のAさんとBさんが話しているわけですよね。でも、どちらかに自分が乗っかりやすい人が必ずいると思うんです。なので、まずは「Aさんの言葉尻をとらえたら入りやすい」とか「Bさんのほうが入りやすいな」というのを見つけてください。これは1対1でしゃべったときに、しゃべりやすかった人が入りやすいほうだと思います。そして、その人の言葉尻を捕まえて入っていく、というのがいいかもしれませんね。

こもり教頭:なるほど~。

リスナー:試していこうと思います!

こもり教頭:明日から使えるよね。

青木:大学1年生ということで、新しいお友達ができるといいですね! 勇気を出して会話して、お友達をたくさん作ってください。

リスナー:はい、ありがとうございます!

青木さんは、著書『口ベタな人ほどうまくいく たった1日で会話が弾む! 話し方のコツ大全』を10日に発売。今回の放送では、リスナーにアドバイスをするなかで、「私も話すことを仕事にしていますけど、僕自身もまだ思い悩むときがある。それくらい難しいのがコミュニケーションなので、1歩ずつコミュ力を高めていくしかないんじゃいかなと思います」と話していました。

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聴取期限 2021年8月17日(火)AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:SCHOOL OF LOCK!

パーソナリティ:さかた校長、こもり教頭

放送日時:月~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55

番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/

2021/8/11 17:00

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