トゥヘル監督、去就注目のアブラハムに言及「不満は私のせいかもしれない」

 チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、去就に注目が集まっているイングランド代表FWタミー・アブラハムに言及した。10日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 インテルからベルギー代表FWロメル・ルカクの獲得に近づいているチェルシーは、同じストライカーであるアブラハムの放出が噂されている。チェルシーとしては国外クラブへの売却を望んでおり、移籍金3400万ポンド(約52億円)でローマと完全移籍、または買い取り義務が付帯したレンタル移籍でクラブ間合意したことが明らかとなっている。その一方で、アブラハム自身は移籍するなら国内を希望している模様で、アーセナル加入を望んでいることが報じられている。

 このような状況の中、11日に行われるビジャレアルとのUEFAスーパーカップの招集メンバー入りしたアブラハムについて、トゥヘル監督は「現時点で何もニュースはない。彼は起用可能で、今日も練習している。先発11人に入るか、途中から出場する可能性がある」と同選手が試合に出場する可能性を示唆しつつ、去就については次のように語った。

「実際今、どのような状況かコメントするつもりはない。どこまで進んでいるのか、そしてそれが真実であるかもね。今現在、タミーはスカッドにいる。彼はいくつかのいい準備試合を行ってきた」

「彼はここ半年のことで明らかに不満を持っていた。それは彼に理由があるかもしれないし、後押ししなかった私のせいでもあるかもしれない。他の選手と同じレベルで信頼していなかったせいかもしれない。彼がもっと多くの出場機会を求めていることは完全に理解している。だから、決断は私たちがどのように計画しているか、そしてタミーの計画がどうかによる。彼が昨シーズンのような状況になったチームで再びポジションを求めて戦うか、それとも先発として確約される可能性のあるチームへと移籍したいかだ」

2021/8/11 12:05

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