「藤井フミヤの声は染みるなぁ」GRANRODEO・KISHOWが選ぶ“アコギ”の名曲とは?
アニソンの枠を超えて活躍する実力派ロックユニット“GRANRODEO”のボーカル・KISHOW(谷山紀章)とギタリスト・e-ZUKA(飯塚昌明)がパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて」。8月3日(火)の放送は、8月11日(水)~14日(土)に中国地方で開催するファンクラブ限定アコギツアー「ロデオ組・GRANRODEO MOBILE presents 俺たちひょうきんアコギ族」にちなんで、“アコースティックギター”をテーマに、思い出の楽曲をSpotifyからセレクトしました。
(左から)KISHOW 、e-ZUKA
【KISHOWが選ぶ“アコギ”ナンバー:「TRUE LOVE」(藤井フミヤ)】
KISHOW:(すぐに)1曲思いついたのは七尾旅人さんの「サーカスナイト」だったのですが、よくよく聴いたら、アコギがはいる隙がなかった(笑)。
e-ZUKA:ハハハハ(笑)。
KISHOW:ただ、この曲をZAZEN BOYSの向井秀徳さんがアコギでカバーしている印象がすごく強くて、だけどそちらはSpotifyに入ってなかった。そこで、すごくメジャーなところで1曲思い出しまして……藤井フミヤさんです。
e-ZUKA:なるほど!
KISHOW:チェッカーズを92年に解散して、93年にこの曲でソロデビューをしたという。当時31歳くらいのときだけど、ものすごい色気とチェッカーズのキャリアがちょうどいいときに重なって、こんな名曲が生まれたんだと。(歌と)同時にアコギが聴こえてきますよね。
――ここで、「TRUE LOVE」(藤井フミヤ)をオンエア。
KISHOW:ドラマ「あすなろ白書」の主題歌に起用されたこともあって爆発的にヒットしましたね。いいなぁ~、フミヤの声は染みるなぁ、低音でうまいんだよね。それでこの曲は、歌うのがすごく難しいんですよ。
e-ZUKA:このギターを弾いていらっしゃるのは、佐橋佳幸さんですよ。
KISHOW:本当ですか!?
e-ZUKA:あと使われているアコギが、ギブソンの「J-50」というギターなんですよ。わりと小ぶりで、ちょっと“露骨な音”っていうんですかね。それが「TRUE LOVE」が出たあとにめちゃくちゃ売れました。
【e-ZUKAが選ぶ“アコギ”ナンバー:「Tears in Heaven」(エリック・クラプトン)】
e-ZUKA:僕はあまりアコギが好きじゃないんだけど(笑)、メロディーも(伴奏と)一緒になっちゃうような美しいフレーズは憧れまして。それで最初にやったのが、(「Tears in Heaven」のイントロを弾いて)……こんなのがね、“あ、俺も弾きたい! 俺もモテたい!”と思った曲です(笑)。
――ここで、「Tears in Heaven」(エリック・クラプトン)をオンエア。
e-ZUKA:事故で亡くなってしまった、息子さんに捧げた曲です。綺麗で……ほんとにいい曲ですよね。
KISHOW:すごいよね“メロディーが降りてくる”というか、やっぱり(名曲は)人間の内から生まれるのですね。
e-ZUKA:アコギといったら、普通はスティール弦。(ギターを鳴らして)これは鉄の弦なんですけど、クラプトンが使っているのはナイロン弦のガットギターです。綺麗だよね。ギターのリフというか、“フレーズと歌メロが同じ”っていうのもいいですよね。(この曲も)ギターから生まれたのかもしれないですね。いつか僕らもこういう曲を……。
KISHOW:(作曲は)e-ZUKAさん次第ですよ(笑)。
e-ZUKA:ハハハハ(笑)。
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聴取期限 2021年8月11日(水)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:GRANRODEOのまだまだハートに火をつけて
パーソナリティ:GRANRODEO(KISHOW、e-ZUKA)
放送日時:毎週火曜21:00~21:30
番組Webサイト:http://mv-sp.gsj.bz/view.page/menu/program/gr/mada2/top