トッテナム、インテルFWラウタロ獲得で合意報道も…代理人は否定

 トッテナムが、インテルに所属するアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスに関心を示していることが明らかとなった。8日、イギリス紙『タイムズ』やイギリスメディア『BBC』などが伝えている。

 新型コロナウイルスのパンデミックにより経済的打撃を受けているインテルは今夏、モロッコ代表DFアクラフ・ハキミをパリ・サンジェルマン(PSG)に7000万ユーロ(約92億円)の移籍金で売却した。さらに、現在はベルギー代表FWロメル・ルカクをチェルシーへ9750万ポンド(約92億円)で売却することに近づいていることが明らかとなっている。

 そんな中、トッテナムがL・マルティネスの獲得を画策している模様で、一部では6000万ポンド(約92億円)の移籍金でインテルと合意したことが報じられている。しかし、イタリアメディア『フットボール・イタリア』は同選手が今夏インテルを離れることはないことを伝えており、現時点で移籍が成立するかは不透明と見られている。

 また、『Eurosports』によると、L・マルティネスの代理人を務めるアレハンドロ・カマノ氏は、「ラウタロはインテルの選手で、イタリアで満足している。彼の決断は残留だ」と同選手が今夏インテルを退団するとの報道を否定している。

 現在23歳のL・マルティネスは2018年7月にアルゼンチンのラシン・クラブからインテルに加入。これまで公式戦通算132試合に出場し、49ゴール20アシストを記録している。なお、同選手にはトッテナム以外にも複数クラブからの関心が持たれている模様で、今後の動向には注目が集まっている。

2021/8/9 12:27

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