東京五輪スケボーの影響、ムラサキスポーツ「売り上げは好調です」

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◆スケボーで日本人選手がメダルラッシュ

 メダルラッシュに沸いた東京オリンピック。中でも大きな話題となったのが今大会より新種目として追加された「スケートボード」だ。

 男子ストリートでは堀米雄斗選手(22)、女子ストリートでは西矢椛選手(13)がともに金メダルを獲得し、中山楓奈選手(16)も銅メダルに輝いた。女子パークでは四十住さくら選手(19)が金メダル、開心那選手(12)が銀メダル。その結果から日本人選手の強さに驚いたはず。

◆ショップの売り上げに影響は?

 西矢選手が中山選手と競技中に「ラスカルの話をしていた」と語ったことや、解説を務めた瀬尻稜氏の「ゴン攻め」「やべー」といった独特の表現による解説なども注目を集めた。

 そんな東京オリンピックに影響されて、スケートボードを「今から始めたい」、青春時代にかじっていた場合は「再開したい」と多くの人が思ったはずだ。実際に巷のショップの売り上げなどに影響は出ているのだろうか。

 今回は、多数の出場選手たちとスポンサー契約も結ぶ、横乗り系スポーツショップの大手「ムラサキスポーツ」に話を聞いた。

◆堀米雄斗選手着用のTシャツが完売「オリンピック効果アリ」

 堀米選手が金メダルを獲得した直後、競技中に着用していたNIKEのユニフォームがオンラインストアで一部サイズが売り切れとなるなど、早くも影響が見られていた(※現在は、全サイズ完売)。

 長年、スケボーやサーフィン等の横乗り系カルチャーを支えてきたムラサキスポーツにおいても、売り上げに変化は出ているのだろうか?

「繁忙期ということもありますが、オリンピックの影響で売り上げは好調です。やはりスケートボード関係の商品、オリンピック関連のオフィシャルグッズ、特にTシャツを含むオフィシャルウェアやスケートボードが売れております」(ムラサキスポーツ担当者、以下同)

 オンラインはもちろん、店舗でも売り上げが上がっているそうで、予想通りウェアは人気のようだ。

◆「ムラサキスポーツ会長も嬉しく思っています」

 ムラサキスポーツの社員は、試合会場での応援は叶わなかったものの、「テレビ観戦にて応援をしておりました」とのこと。金メダル獲得の瞬間、店舗は大盛り上がり。社内には祝福の全社メールがまわったという。

 SNS上では「スケートボードが売れているらしい」「教室が空き待ちになっている」「金メダル取った椛ちゃんを見て甥っ子がスケートボードやりたいと言い出した」など金メダル効果でスケートボードを始めたいという人が増えている様子。

 ムラサキスポーツ担当者も喜びを隠せない。

「40年以上スケートボードを商売として行ってきましたが、まさかオリンピック競技になるなんて……誰もが思っていなかったことかと思います。何十年も前から選手サポートを行い続け、今回このような活躍をしてくれたことに、ムラサキスポーツを立ち上げた会長(金山良雄氏)が誰よりも嬉しく思っております」

◆全ての選手におめでとう、そしてありがとう

 今回の東京オリンピックで、多くの人にスケートボードの魅力が伝わったはずだ。

「メダルを獲った選手もすごいのですが、出場した全ての選手におめでとう、そしてありがとうと伝えたいです」

 今後は、競技人口が増えることが予想される。未来のメダリストを目指して、また新たな若者たちが世界で活躍することを願う。

<取材・文/松本果歩>

―[東京2020オリンピック]―

【松本果歩】
恋愛・就職・食レポ記事を数多く執筆し、社長インタビューから芸能取材までジャンル問わず興味の赴くままに執筆するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり、店長を務めた経験あり。Twitter:@KA_HO_MA

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