ワイドパンツで“ちょい古”になってる人の特徴。今っぽさの出し方は

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 こんにちは、ファッションスタイリスト&ライターの角佑宇子(すみゆうこ)です。長らくトレンドの王座に座っていた「ワイドパンツ」。今はブームが少し落ち着いて定番のアイテムとして私たちの身近に存在し続けています。

 なので、ワイドパンツをはいたからといって流行遅れになる訳ではありません。ですが1点注意したいのはその着こなし。ブームとなった2015年当時の着こなしのままワイドパンツをはいていると、ちょっと古臭い印象に繋がるかも……! 今回は、ワイドパンツのちょい古コーデ・今っぽコーデの違いをご紹介します。

◆今も使えるワイドパンツと、避けた方が良いワイドパンツ

 ワイドパンツがブームに乗ったのは2015年前後。この頃から、今では当たり前となっているゆったりしたシルエットの着こなしが浸透し始めました。もちろん、ゆったりコーデもワイドパンツもまだまだ健在のファッションスタイルです。

 ただ、流行し始めた当初のワイドパンツと今年売られているワイドパンツでは、当然ですがシルエットに大きな違いがあります。具体的には以下のような特徴が大きいです。

【2015年前後のワイドパンツ】
・極太シルエット(バギーに近い)
・ミドルウエスト
・デニムは柔らかい素材(ウエストギャザーあり)
・デニムの色は薄い(ダンガリー素材)

【2021年のワイドパンツ】
・セミワイド(ストレートに近い)
・ハイウエスト
・デニムは堅い素材(ウエストギャザーなし)
・デニムの色は濃い(セルビッチデニム系)

 このように同じワイドパンツでも太さ、素材、ウエストの位置などに細かな違いが出ています。一概に上記の特徴がすべてとは言いませんが、お手持ちのワイドパンツが昔のワイドパンツの特徴そのままでしたら、新しいワイドパンツをお迎えしたほうが良いかもしれません。

◆ちょい古なワイドパンツコーデ

 2015年頃のワイドパンツコーデの定番といえば、オーバーシルエットの抜き襟シャツをフロントインさせたスタイル。「こなれ感」や「抜け感」といったキーワードが流行り出したのもこの頃です。全体的にゆったりしたシルエットの中に、きちんと感のある襟つきシャツで引き締めるのが当時のこなれ感コーデでした。

 今でも通用するコーディネートで、なんら変ではないのですがフロントインする着こなしはもしかするとちょっともう古いかも。全体的にダボダボしすぎているシルエットも2021年らしくアップデートすると良いですね。シャツにワイドパンツのコーデそのものはベーシックな着こなしなのでシルエットと着崩し方に注意するだけで改善されます。

◆今っぽワイドパンツコーデ

 では、2021年的ワイドパンツコーデとはどういうものか。代表的なのは、ダボっとしたオーバーサイズのクルーネックTシャツをワイドパンツにオールインするスタイル。デコルテまわりをあまり露出させないのが今っぽコーデ最大のポイントです。また、硬い素材のワイドパンツが脚のラインをスッキリ見せると人気が高くなっています。

 そのいっぽうでサテンパンツなどとろみ素材のイージーパンツも人気上昇中。イージー素材のワイドパンツはロング丈のバンドカラーシャツを合わせてゆったりとしたAラインシルエットを作るスタイルがおすすめ。

 このようにロング丈のトップスをシャツアウトするときは、柔らかいワイドパンツを。シャツインするときは硬い素材のワイドパンツを合わせるとバランスの良い着こなしになります。

◆アイテムそのものより着こなしに注目を

 ところで特定のアイテムが古臭いと感じる要因は、実は洋服ではなくて「小物」にあることも多いです。例えば、ワイドパンツが流行った頃に同じく流行したサッシュベルトなど。あまり記憶にはないかもしれませんが2015年前後に流行したレースアップサンダルもアイテムそのものが流行遅れになっていますね。

 対してお洋服は、シルエットに古臭さはあってもアイテムそのものは不変的でいつの時代も存在するものも多いです。なので、着こなし方をブラッシュアップしていくこと長くアイテムを愛用することができるため積極的にトレンドの着こなしに挑戦しても良さそうです。もちろんいつでも流行に敏感である必要はありませんが、5年サイクルで着こなしのスタンダードをアップデートしていくと良いでしょう。

<文&イラスト/角佑宇子>

【角 佑宇子】
(すみゆうこ)ファッションライター・スタイリスト。スタイリストアシスタントを経て2012年に独立。過去のオシャレ失敗経験を活かし、日常で使える、ちょっとタメになる情報を配信中。インスタグラムは@sumi.1105

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