1年越しのYOASOBIとのコラボ企画「レターソングプロジェクト」…手紙を原作にした新曲「ラブレター」が完成!

放送作家・脚本家の小山薫堂とフリーアナウンサーの宇賀なつみがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「日本郵便 SUNDAY’S POST」。8月1日(日)の放送では、本番組と音楽ユニット・YOASOBIとのコラボレーション企画「レターソングプロジェクト」の続報をお届けしました。

(左から)小山薫堂、Ayaseさん、はつねちゃん、ikuraさん、宇賀なつみ

そもそものスタートは、昨年6月にYOASOBIコンポーザーのAyaseさんとボーカルのikuraさんにゲスト出演していただいたのがきっかけ。リスナーに“ありがとうを伝える手紙”を募り、その手紙を原作にYOASOBIに楽曲をつくってもらうことに。

数多くの手紙が寄せられたなか、YOASOBIの2人が選んだ手紙は、広島県在住の小学生・はつねちゃんが書いた「音楽さんへ宛てた手紙」でした。以前、YOASOBIからデモ音源が届いた際、いち早くはつねちゃんに聴いてもらおうということで、番組スタッフがはつねちゃんのもとへデモ音源を届け、その曲に涙する一幕もありました。

それから月日が流れ、はつねちゃんの「音楽さんへ宛てた手紙」を原作にしたYOASOBIの楽曲「ラブレター」がついに完成! その一報を受け、今回ははつねちゃんとYOASOBIの2人にスタジオへ来てもらい、初対面を果たしました。今回は、そのときの模様をオンエア。

まず小山と宇賀がはつねちゃんを迎え、いまの心境を尋ねると「めっちゃ緊張しています」と緊張の面持ちのはつねちゃん。前回デモ音源を聴いてもらったときはボーカロイドによる仮歌の状態でしたが、今回はつねちゃんに聴いてもらったのは、ikuraさんが歌うミックスダウン前のほぼ完成間近の音源。

曲を聴いた感想を尋ねると、はつねちゃんは「すごくしっかり伝わって……(私の書いた手紙が)音楽の形でかえってきたことがすごくうれしくて。音楽に出会ってよかったなってあらためて思ったし、この曲もたくさん聴いていきたいです」と涙ながらに答えてくれました。

そんなはつねちゃんの様子に、宇賀も感動してもらい泣き寸前で声を震わせると、小山も「はつねちゃんの手紙から生まれた曲ですからね。手紙がなければこの曲はなかったし、Ayaseさんのなかでメロディも降りてこなかったんですよね。すごいね。その種をはつねちゃんが蒔いたんだよ」とやさしく語りかけます。

そして、ここでYOASOBIの2人を呼び込み、直接本人たちに感想を伝えてもらうことに。はつねちゃんは、「まず自分の思いを受け止めてもらえたことがすごくうれしくて……それがまた、自分の好きな音楽という形になって聴けることがすごくうれしいです。

今回はikuraさんの声で曲が聴けて、うれしくて感謝しかないです……この曲を聴いて、もっと音楽が好きになるんだろうなって思っています。本当にありがとうございます」と素直な思いを語りました。

待望の初対面となる、はつねちゃんとYOASOBIの2人

Ayaseさんは「はつねちゃんの手紙を読ませてもらったとき、すごくストレートに音楽への愛や、素直に思ったことを、純粋に書いてもらっている手紙からあふれている、その純粋なパワーをそのまま届けようと思いました」と振り返ります。

はつねちゃんの書いた手紙を原作に曲を作るにあたり、「どういうストーリーにしていくのがいいんだろうって思ったんですけど、はつねちゃんが音楽に対して伝えたいことだったり、音楽への思いだったり、それを僕らが楽曲にすることで、音楽にちゃんと届くためのメガホンみたいなものになれたらいいなということにたどり着いて。僕らの曲になったことで、彼女の思いがより音楽として伝わればいいな、ということを一番に思いながら作りました」とAyaseさん。

楽曲の仕上がりに手応えを感じているようで「本当にはつねちゃんのおかげでしかないですから。この手紙がなかったら生まれていない楽曲だし、僕ももちろんお手紙から楽曲を作るのは初めてだったので、はつねちゃんの手紙のおかげで、僕自身も新たなおもしろいチャレンジができたと思います。すごくやっていて楽しかったです。ありがとうございます」と、はつねちゃんへの感謝の言葉も。

はつねちゃんが書いた、YOASOBIに向けた感謝の手紙

一方、ikuraさんは「はつねちゃんのお手紙を読ませていただいたときに、ただただ真っ直ぐに音楽を愛していて、音楽で楽しい気持ちにさせてもらっていて、自分も楽しい気持ちになって……という真っ直ぐな気持ちを感じました」と手紙の感想を語り、レコーディングでは「私も無邪気に、自分の音楽に対する愛を照らし合わせながら、歌を乗せることができました。はつねちゃんからもらったパワーを、そのまま歌にすることができたなと思います」と自信をのぞかせていました。

およそ1年もの歳月をかけて待望の完成を迎えた「レターソングプロジェクト」。あらためて、はつねちゃんはYOASOBIの2人に宛てた感謝の手紙を目の前で堂々と朗読してくれました。はつねちゃんの手紙や初オンエアしたYOASOBIの新曲「ラブレター」は、ぜひ「radikoタイムフリー」でチェックしてみてください。

(左から)Ayaseさん、はつねちゃん、ikuraさん

なお、YOASOBIの新曲「ラブレター」は、8月9日(月・振休)から配信がスタート。さらには、郵便局に貼られているポスターから二次元コードを読み込むと、YOASOBIのメッセージ付き「ラブレター」のショートバージョンを先行配信で聴くことができます(※8月31日(火)まで)。また、配信後の8月9日(月・振休)からは、YOASOBIの2人からファンに宛てたラブレターを読むことができますので、ぜひお近くの郵便局で探してみてください。

「レターソングプロジェクト」

そして、「代官山 蔦屋書店」にレターブースが再び登場! 手紙を投函すると、YOASOBIの「ラブレター」が流れるジュークボックス型のMUSIC POSTが、8月16日(月)から設置されるほか、「ラブレター」の世界観が楽しめる、切手付きレターセットの販売も決定。詳しくは、「レターソングプロジェクト」の特設サイトにてチェックしてみてください。

次回8月8日(日・祝)の放送も、どうぞお楽しみに!

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▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!

聴取期限 2021年8月9日(月・振休) AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:日本郵便 SUNDAY’S POST

放送日時:毎週日曜 15:00~15:50

パーソナリティ:小山薫堂、宇賀なつみ

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/post/

2021/8/7 16:00

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