ゴルフ稲見萌寧にアゲンストの強行軍/メダル美女たちのオフレコ取材メモ(2)

 メダルラッシュで日本中を沸かせる女子選手たち。体操女子団体はわずか0.816点差で惜しくもメダルには届かなかったが、キュートな笑顔とグラマラスボディが光ったのは、体操女子団体・杉原愛子(21)。「浪速の元気娘」よろしく、チームの声出しムードメーカーだ。

「自身の名前が命名された平均台E難度の『スギハラ』が武器。予選では得意の平均台で2年ぶりのミスが出ましたが、決勝では跳馬と段違い平行棒で熱演。予選最下位からの5位浮上に貢献しました。アイドル風ルックスの平岩優奈(22)とともに、五輪後の体操界をリードしてくれるでしょう」(前出・遊軍記者)

 13年前の北京大会から3大会ぶりの復活で金メダルを獲得したソフトボール。大エース・上野由岐子(39)の剛腕もさることながら、いぶし銀の存在も見逃せない。スポーツ紙デスクが米国との決勝を振り返る。

「6回一死一、二塁のピンチで、サードが弾いた強烈なライナーをカバーして併殺を完成させた渥美万奈(32)の守備は、まさに牛若丸。自身のSNSに投稿している軽やかな守備動画は必見の価値ありです。4回には先制点になるタイムリー内野安打を放ちました。決勝戦の陰のMVPは彼女ですよ」

 五輪最終週を彩るのは8月4日から7日にかけての女子ゴルフだが、ラストスパートで日本代表に滑り込んだ稲見萌寧(22)にはアゲインストの風が吹き荒れる。なにしろ、五輪そっちのけの強行シフトが組まれていたのだ。日本女子プロゴルフ協会関係者が語る。

「本戦前の週末には、兵庫県で開催された『楽天スーパーレディース』に参戦。今季から新規で組み込まれたツアーで、4月に楽天とスポンサー契約を結んだ稲見は、ホステスプロとして欠場が許されませんでした。当然、ツアー前日には、プロアマ戦という名の〝接待ゴルフ〟にも参加。五輪代表を間近で見られると、オジ様たちにモテモテでしたが、本人はいささか複雑な表情を見せていました」

 悲願の五輪出場の裏には、リカバリーすべき"ハザード”があった!?

*「週刊アサヒt芸能」8月12・19日号より

2021/8/7 10:00

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