ユニクロ、リーバイス…人気スタイリストが選ぶ神デニムパンツ6選丨亘つぐみ

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 ファッション誌やCMのほか、数々の芸能人、モデル、「逃げ恥」や「黒革の手帖」など人気ドラマのスタイリングを手掛けるスタイリストの亘つぐみさん。インスタグラム(@tsugumiw)で披露しているご自身のファッションやライフスタイルも、多くの女性から支持されています。

 亘さんのコーディネートは、どれもシンプルで洗練された華やかさがあります。還暦を迎えても、なおパワフルに、自由に毎日を楽しむ姿が印象的。

 そんな亘さんが「体型が崩れてきた、お金がない、センスに自信がない…」などといった悩みを抱える女性に、少しでも前向きにおしゃれを楽しめるコツや秘訣を伝授。

 第8回目は、「アラフォーに似合うデニムパンツの選び方」です。

◆Levi's(R)REDは大人のデニム

亘つぐみさん(以下、亘)「〈Levi's(R)RED(リーバイスレッド)〉のHIGH LOOSE MORNING SHIFTはすごくいいですよ。ウエスト位置が高いから足も長く見えるし、少しワイドではきやすいのでおすすめです。わたしはホワイトを持っていますが、ブルーデニムもあるはず」

――後ろにシンチバックが施されているのもおしゃれです。

「今日はいているのも〈Levi's(R)RED〉のデニムでLR RAILROAD TROUSER NEW YEAR BLUEというモデルなんですが、立体裁断になっていてパンツに特徴があるんです。クロップド丈で、少しテーパードになっていたり、調節可能なベルト付きだったり。デザイン性があるから、ジーパンをはいていると言うより、パンツをはいている感覚に近いから、取り入れやすいかもしれません」

◆デニムの色味は好みでOK

――デニムの濃淡についても気になります。夏だったら薄い方がいいの?とか。

「そもそも、夏にはくから薄い色、冬にはくから濃い色、と考えるんではなくて、デニムは季節に関係なくはけるボトムだと思うんです。

 インディゴのノンウォッシュ生デニム(洗いにかけていないまっさらなもの)をずっとはき込んでいくことで、だんだんと色は薄くなっていくんだけど、めちゃくちゃ時間がかかるから、その過程を楽しむことが面倒くさいというひとのために、ウォッシュドのデニムが出てきて、それがきっかけでケミカルウォッシュとか、ダメージ加工が施されたものが作られるようになったのね。

 だから本当にデニムは好みだと思いますよ。季節は関係なく、好きなものをはけばいいと思いますね。わたしは最近ノンウォッシュの生デニムも好きで、Tシャツやニットを合わせるコーディネートをよくします」

◆スキニーパンツはジャストサイズで

――サイズ感も難しいです。スキニーだと、細ければ細いほどいいのかと思い自分がはける一番ギリギリのサイズを選びがちですが、町でヒラメ筋が浮き出るほどピッチピチのパンツをはいている人を見かけると、どれが正解なのかわからなくなります。

「おそらくそれは伸縮性のある、デニム風レギンスだと思います。適度にストレッチがきいているならいいけれど、ふくらはぎの形を拾うほどストレッチがきいていると、レギンスみたいになってしまうから、逆に生々しくてきれいに見えないと思うんですよね」

――スキニーをはきたい時はどうすればいいでしょうか?

きつすぎず、緩すぎず、ジャストフィットがベストですね。そうしないとスキニーの意味がなくなっちゃう」

――立っている時はジャストでも、しゃがむときついと感じることがあります。

「スキニーは、しゃがんできつくなるのはしょうがないと思います(笑)。立ち姿は美しいですけどね。わたしは苦しいのが嫌なので、座らなくていい時にしかはかないかもしれません。でも、ローラちゃんのブランド〈STUDIO R330(ステュディオ アール スリーサーティー)〉のスキニーはほどよいストレッチで、はきやすくて、サステナブルだし、足がすごくきれいに見えますよ! 」

◆ダメージデニムは計算されつくしたデザインのものを

――アラフォーにダメージデニムはハードルが高いでしょうか? 

「カッコよく見せることが難しいですよね。わたしはわざわざダメージをはく必要はないかなと思います。ダメージはダメージでも、リーバイスの501のビンテージとか、経年変化を経ているリアルなダメージパンツをはきこなせるなら、こなれ感も出ていいけれど。ダメージ加工をはじめから施されたものよりは、スタンダードな生地の方がきれいだし、おしゃれに見えると思います。清潔感もあるし、大人っぽいので、その方が失敗も少なくていいんじゃないかなと思いますね」

――どうしてもダメージデニムをはきたい時はどうすればいいでしょうか?

「〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉のデニムジーンズ スラッシュディテールは素敵ですよ。デザイン性の高いものは、おしゃれにはけると思います。私も持っています」

――何年はいたら買い替えるべきでしょうか?

「頻度にもよりますが、膝が出てきたり、生地にくたびれた感じが出てきたら買い替え時かもしれません。なるべく同じものを毎日はかずに、2〜3本買ってはき回すほうが長持ちしますよね。またはお気に入りを1本買って、こまめに買い替えるか」

◆おすすめは〈UNIQLO〉と〈リーバイス〉

――いくらくらいのものを買えばいいですか?

「安くても、今はいいデニムがたくさん出ていますよ。たとえば〈UNIQLO(ユニクロ)〉のスリムストレートハイライズジーンズやレギュラーフィットストレートハイライズジーンズも、好き嫌いはあるかもしれませんが、一度試着してみてもらいたいですね。きっと気に入るデニムがあるはず。

 あとはやっぱり〈リーバイス〉。高くないし、長持ちもします。原宿のショップではお直しやリメイクもしてくれ、カスタマイズもしてくれるので、個性を出したい人や、自分だけのデニムが欲しい人にもおすすめです」

◆靴は〈HARUTA〉と〈VANS〉が小洒落てる

――合わせる靴も知りたいです。

「〈HARUTA(ハルタ)〉のローファーと、〈VANS(ヴァンズ)〉のスニーカー、そのふたつのコーディネートはぜひ挑戦してみてほしいですね。小洒落て見えますから。マイケルジャクソンみたいに白いソックスでもかわいいですよね。シアーな素材も旬ですし、お気に入りのソックスを合わせて。おしゃれは足もとで決まりますからね!」

<取材・文/松本昇子>

【亘つぐみ】
東京生まれ。スタイリスト。「VOGUE」「ELLE」「HERS」etc…の雑誌、写真集、広告やCM、映画・ドラマ、ビジュアル制作・ディレクション、ファッションショー、ブランドプロデュースなど、その活動分野は多岐にわたる。著書『女らしさはけせない』では女性らしく輝き続ける方法を伝授。2021年春には自身がディレクションするボディウェアブランド「TW」がデビュー。Instagram:@tsugumiw、YouTube:Tsugumi W

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