EURO2020の試合中に心停止も、その後回復…エリクセン、ミラノ入りしインテルCEOと会談か

 インテルに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンがミラノ入りし、同クラブのジュゼッペ・マロッタCEOと話し合いの場をもったようだ。3日に、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 エリクセンは、今夏のEURO2020にデンマーク代表の一員として参戦したが、6月12日に行われたグループB第1節フィンランド戦の前半43分に突然意識を失って倒れ込み、ピッチ上で心臓マッサージなどの救命処置を受けて病院に搬送されていた。すぐに意識を取り戻したものの、スタジアム近くのデンマーク国立病院に入院。心臓の活動を監視する植え込み型除細動器(ICD)の装着手術を経て、同月18日に退院していた。

 すでに病院で心停止の原因を解明するための検査も受けているというエリクセンだが、イタリアでは心停止の原因や治療方法次第では再びピッチに立つことができない可能性もある模様。ミラノ入りしたエリクセンがマロッタCEOと行った会談の詳細は明かされていないが、この件についても話がなされたとみられている。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、エリクセンのミラノ訪問にはチームメイトと再会したり、シモーネ・インザーギ新監督と直接会うという目的もあったという。エリクセンはひととおりの予定を消化した後、一度デンマークに戻るようだ。

2021/8/4 13:50

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