ロンドンブーツ１号２号の田村淳（４７）が３０日放送の『バイキングＭＯＲＥ』（フジテレビ系）に出演。お笑い芸人・江頭２：５０（５６）が、ＰＴＡの依頼で母校の高校に送ったビデオメッセージが“セクハラ”だと指摘されている問題について切り込んだ。

　この日、同番組では、江頭が母校である高校のＰＴＡからの依頼で作成したビデオメッセージについて紹介。ビデオメッセージは、高校の古い校舎とのお別れ会サプライズとして作成され、江頭が「後者が取り壊しになるみたいだけど、悲しくなったら俺を見ろ！そして笑え！」などと生徒に呼びかけるという内容だったが、お別れ会で公開されなかった後半部分に江頭が鉄板ネタの“ブリーフ重量上げ”をするシーンが収められていた。

　この後半部分は、希望する生徒のみが見ることになっていたが、ホームルームで放映されてしまい、視聴を希望していない生徒まで見ることに。結果、生徒の保護者が「学校行事の一環で下品な映像が流れた」と新聞に投稿して記事になり、校長が「配慮が足りず申し訳ない」と全校生徒に謝罪。また、ＳＮＳなどでは江頭のビデオメッセージについて「セクハラではないか」との指摘も出ているという。

■「自分の表現を１００％やっただけ」

　淳は今回の件について「完全に江頭さんは自分の仕事というか、自分の表現を１００％やっただけで、江頭さんに非はまったくないと思いますね」「見てて不快だっていう人はいてもいいと思う。でもその非は江頭さんにはないと思う」と江頭を擁護。

　また、アンガールズの田中卓志（４５）は、江頭について「本当にいい人で、どんな現場でも全力でやってくれる」「そこまでやってくれる卒業生の人も少ない」とコメントしており、他のレギュラー陣も同意していた。

　さらに淳は「学校側に全部責任みたいになってますけど、依頼した側のＰＴＡが何もコメントしてないのはいかがなものかと思いますけどね」と江頭にビデオメッセージの作成を依頼したＰＴＡ側について言及。「“見せちゃいけない番組”とかいうくせに、自分たちが依頼した時だけ何も言わないっていうＰＴＡ、私はおかしいと思いますけどね。ＰＴＡの皆さん、コメントください」とＰＴＡ側に対して真っ向から向き合う姿勢を見せた。