ひっそりと生涯を終えようとしていた野良猫が? 「めちゃくちゃ泣いた」「素敵なお話」
伊達しのぶ(@date_shinobu)さんがTwitterに投稿した創作漫画をご紹介します。
作品に登場するのは、15歳の野良猫です。人間の年齢だと推定70歳以上である野良猫は、草むらでひっそりと生涯を終えようとしていました。
『とある老猫とユウコチャンのはなし』
心優しい女性であるユウコに命を救われ、『ヨル』と名付けられた猫。
最初はユウコのことを「変な人」「騒がしい娘」と思っていたヨルでしたが、一緒に過ごすうちに、大切な存在になっていました。
しかし、ある日ユウコが連れてきた交際相手は、猫が苦手な人。ユウコの幸せを想い、ヨルはふたたび野良猫として生きることを選びます。
5/5 pic.twitter.com/Rb3tCNkvrO
— 伊達しのぶ (@date_shinobu) July 29, 2021
野良に戻って数日が経過し、ふたたび草むらで『死』を迎えようとしていたヨルの元へ駆け寄ってきたのは、ユウコでした。
「ひとりにしないでよ!ひとりにならないでよ!お願いだからどこにも行かないで」
15年間孤独と戦ってきたヨルだからこそ、『独り』のさびしさを知っていたのでしょう。
大切なユウコが、素敵な男性と出会い、独りではなくなったことを見届けたヨル。
涙を流す2人に見守られながら、ヨルは天国へと旅立ちました。
【ネットの声】
・心に響きました。大切にしてくれる家族に出会えて、ヨルも幸せだったね。
・素敵なお話。ヨルが幸せに生涯を終えられて、本当によかった。
・めちゃくちゃ泣きました。生まれ変わったヨルが、ユウコとまた出会えたらいいな。
飼い主とペットは、言葉を交わせません。しかし、互いを大切に想う気持ちは、声や行動から読み取ることができるものです。
ペットと過ごす日々がかけがえのないものだと、改めて気付かされます。
[文・構成/grape編集部]