無印良品で理想のお弁当箱みつけた! おいしそうに見えるワケ
ひとつで、大満足。
毎日お弁当を作っている皆様、おつかれさまです。みなさんは具材をどのような「お弁当箱」に詰めていますか? 2段のタテ長? こだわりの木製やアルミ製のもの? 大好きなキャラクターが描かれたもの?
いくつか買ってその日によって使い分けをするのも良いですが、収納する上で場所を取ってしまいがちになる存在でもあります。できれば機能的で飽きずに使える名品を知りたいところ。
そこで今回は、弁当箱をひとつだけ買うとしたら……私自身が自信を持って強くオススメしたい超名品をご紹介します。
◆本当に愛せる弁当箱のポイントとは?
まずはじめに、“優秀なお弁当箱のポイント”について整理しておきましょう。もちろん使う人によって価値観や好み、ニーズの違いはあると思いますが、おおよそ次の5点に集約されると思います。
①お弁当がおいしく見えること
②洗いやすいこと(構造が複雑で洗いにくいものはNG、食洗機対応)
③レンジ対応であること(必要に応じて温められること)
④具材を詰めやすいこと
⑤どんぶりや麺メニューにも使いやすいこと
お弁当の具材が主役として輝きながら、飽きずに使えるものが理想的ですよね。
また、洗いやすさやレンジ対応であることは、日常用としての機能性を高めてくれます。これらの重要ポイントをすべて満たしてくれる弁当箱は、「無印良品」にありました。
◆理想の弁当箱は、無印良品「バックル付き弁当箱」
その名は、無印良品の「バックル付き弁当箱」。サイズは500mlと670mlの2タイプがあり、値段はそれぞれ1290円(税込)と1490円。使う人の食べる量によって選ぶのが良いと思いますが、500mlで十分たっぷり入ります。食欲旺盛な高校生や男性には大きいサイズがオススメ。
部品は、フタ、パッキン、本体、仕切りの4つ。すべて無色タイプで、箱部分はくもりガラス的な半透明、フタと仕切りは全透明になっています。
本体、フタ、仕切りはポリメチルペンテン、パッキンはシリコーンゴムで作られていて、いずれも耐熱温度は140度。フタを外してレンジ加熱ができるようになっていますし、食洗機にも対応しています。
高さはそれぞれ6センチ、7.3センチと高めになっていて、詰め込む具材がつぶれにくいような設計となっています。また、対応アイテムとして、仕切りカップが別売りされています。
◆究極なシンプルさで、仕切りやピックもオシャレに演出
弁当箱自体に色や強い個性がないため、仕切りカップやアクセサリー類で華やかな演出も可能です。むしろ色や柄が際立つので良いとも言えるでしょう。
ということで、実際にお弁当を詰めてみることにしました。
◆具材が主役のお弁当が完成
唐揚げや玉子焼きなど王道のものを集めてみました。地味になりがちな茶色いおかずや海苔まで、具材の色が鮮やかに見えます。
仕切りの位置によってごはんの量を変えることもできるので、その日によって“おかず多め”や“ごはん多め”を調整できます。そして、フタを取り付けたのがこちら。
コンビニやスーパーの弁当でわかるように、具材が見えていることが“おいしそう”につながりますよね。バックルやパッキンが装着されているので、汁漏れすることなく持ち運びもできるでしょう。
ということで、毎日のお弁当が少しでも楽しく、準備や片付けも楽チンで、食べておいしい存在でありますように!
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12