ウェストハムは29日、パリ・サンジェルマン（PSG）からフランス代表GKアルフォンス・アレオラを期限付き移籍で獲得したと公式サイトで発表した。

　期限付き移籍期間は2021－22シーズン終了までとなり、契約には買い取りオプションが付帯している。なお、背番号は「13」に決定した。

　現在28歳のアレオラはPSGの下部組織出身で、2013年にトップチームデビューを飾った。PSGでは公式戦通算107試合に出場し、3度のリーグ・アン優勝などを経験している。20－21シーズンはフルアムへとレンタル移籍し、プレミアリーグの36試合に出場して9度のクリーンシートを達成した。

　また、アレオラは各年代別のフランス代表でのプレー経験を持ち、2018 FIFAワールドカップ ロシア優勝メンバーの一員ともなった。A代表では通算3キャップを記録している。

　ウェストハムでは、守護神のポーランド代表GKウカシュ・ファビアンスキの後継者としての活躍が期待されるアレオラ。同選手は同クラブの公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。

「ロンドンは住むにも働くにも素晴らしい場所だし、プレミアリーグは世界最高のリーグのひとつだから、昨シーズンは本当に楽しめた。昨シーズンはファンがいなかったけど、今年はファンが戻ってくるから、その雰囲気を見るのが楽しみだよ」

「去年、ウェストハムは大きなシーズンを過ごした。もちろん、ヨーロッパリーグとプレミアリーグ、そして2つのカップ戦があるから、タフで長いシーズンになると思うけど、一緒に楽しむことができると思う。昨シーズンの試合を見ていたから、このチームの可能性や才能はわかっている。シーズンのスタートが待ちきれないね」