いよいよ開幕まで約2週間…プレミアリーグ21-22シーズンの“ブレイク候補”9選手

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 プレミアリーグの開幕まで約2週間となった。毎年のように新たなスター選手が誕生する同リーグにおいて、今年はどんな選手がブレイクを果たすだろうか。

 イギリスメディア『BBC』は、今季の“ブレイク候補”9選手を紹介している。

※カッコ内は(所属クラブ/ポジション/年齢)

[写真]=Getty Images

■フォラリン・バロガン(アーセナル/FW/20歳)



 ニューヨーク生まれでロンドン育ち。10歳からアーセナルの下部組織に所属するバロガンがトップチームでデビューを飾ったのは、昨年10月のヨーロッパリーグ(EL)ダンドーク戦。昨季はその試合を含め、公式戦で6試合に出場して2ゴールをマーク。移籍の噂も浮上していたが、今年4月に新たな4年契約を締結した。プレミアリーグでデビューする日も遠くないだろう。U-18アメリカ代表とU-20イングランド代表キャップを持つが、両親の出身国であるナイジェリア代表を選択する資格も持つ20歳のFWに要注目だ。

■モイセス・カイセド(ブライトン/MF/19歳)



 今年2月、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェから400万ポンド(約6億円)でブライトンに加入。その移籍金が“お得”だったかどうかはまだ証明されていない。グレアム・ポッター監督は、19歳の守備的MFをイングランドでの生活とプレミアリーグの空気に馴染ませることを優先。トップチームの公式戦で、ベンチには5回入れたものの、一度もピッチに立たせることはなかった。エクアドル代表では昨年から定位置を獲得し、ベスト8に終わった今夏のコパ・アメリカでも全5試合に出場した。ブライトンで同じポジションを務めるイヴ・ビスマにはビッグクラブへの移籍の噂も出ていることもあり、プレミアリーグでも真価を発揮するチャンスが巡ってきそうだ。

■リアム・デラップ(マンチェスター・C/FW/18歳)



 セルヒオ・アグエロの後継者として期待されるのがU-18イングランド代表FWのデラップだ。昨季は各クラブのU-23チームが参加する「プレミアリーグ2」で歴代最多の24得点をマークし、同リーグの年間最優秀選手に選ばれた。トップチームでのデビュー戦となった昨年9月のカラバオ・カップ3回戦ボーンマス戦でもゴールを決めており、プレミアリーグでもすでにデビューを果たしている。ローン移籍の噂も出ており、移籍候補先の一つとして報じられるのは、父であり、元アイルランド代表DFロリー・デラップがコーチを務めるストークだ。しかし、ハリー・ケインを獲得できなければ、センターフォワードはガブリエウ・ジェズスだけとなるマンチェスター・C。フェラン・トーレスやラヒーム・スターリングを“偽9番”として起用する選択肢はあるが、ファンはデラップがピッチに立つのを待ち望んでいる。

■アマド・ディアロ(マンチェスター・U/MF/19歳)



 2016年からマンチェスター・Uが目を付けていたというウィンガーが、アタランタから同クラブに加わったのは今年1月。期待の大きさは3700万ポンド(約53億円)という移籍金だけでなく、入団時にオーレ・グンナー・スールシャール監督が評した「サッカー界屈指の若手有望選手」という言葉にも含まれている。加入後は少ない出場時間の中でその片鱗を示しているウィンガー。現在はチームメイトのエリック・バイリーと共に、U-23コートジボワール代表として東京五輪に参加中で、31日には準々決勝でスペインと対戦する。新シーズン開幕を前に東京でブレイクするチャンスもまだ残されている。

■コーディー・ドラメー(リーズ/DF/19歳)



 就任以来、若手選手を積極的に起用してきたマルセロ・ビエルサ監督の下で、次にデビューを果たすのはドラメーになりそうだ。フルアムのユース出身で、攻撃力が魅力の右サイドバック。マンチェスター・Cからも興味を寄せられる中、昨年夏にリーズに加入。同10月にU-20イングランド代表デビューも果たした。昨シーズンは「プレミアリーグ2」の2部リーグ制覇に貢献し、クラブのU-23年間最優秀選手に選ばれたドラメー。トップチームでデビューするだけでなく、レギュラー右SBのルーク・アイリングからポジションを奪う可能性もあるかもしれない。

■ハーヴェイ・エリオット(リヴァプール/MF/18歳)



 7月9日にリヴァプールと新たな長期契約を交わしたエリオット。ドラメーと同じくフルアムのユース出身で、2018年9月のリーグ・カップで15歳174日にしてトップチームでデビューを飾った早熟のウィンガーは、2019年夏にリヴァプールに加入。1年目で公式戦8試合の出場を果たした。昨季は経験を積むためにチャンピオンシップのブラックバーンへローン移籍。7得点11アシストをマークし、EFL(イングランド・フットボールリーグ)年間若手最優秀選手にノミネートされる活躍を見せた。タレント豊富なリヴァプールの攻撃陣の中に割って入るのは難しそうだが、来年1月には「アフリカネイションズカップ2021」が予定されており、モハメド・サラーとサディオ・マネが参加する可能性もある。18歳のエリオットがピッチに立つ機会は間違いなくやってくるだろう。

■ビリー・ギルモア(ノリッジ※チェルシーからのローン/MF/20歳)



 この夏に天国と地獄を味わったスコットランド代表の若きMF。今季は本格的なブレイクが期待されている。EURO2020のイングランド戦で「スター・オブ・ザ・マッチ」に輝いたギルモア。スコアレスドローに終わった一戦のパフォーマンスは称賛の的となり、スコットランド出身のテニス選手アンディ・マリーも「ギルモアは僕のアイドル」とツイートするなど、“時の人”となった。しかし、そのわずか3日後に新型コロナウイルス陽性が発表され、グループステージ最終節を欠場することになったギルモア。大舞台で残した悔いの分だけ、新シーズンにかける思いは強いはずだ。ジョルジーニョ、エンゴロ・カンテ、マテオ・コヴァチッチを擁するチェルシーでは出場機会が限定されるが、ノリッジへのローン移籍が発表されている。プレミア復帰を果たし、活気にあふれたカナリーズで躍動する姿を見せてくれるだろう。

■マーク・グエヒ(クリスタル・パレス/DF/21歳)



 U-8チームから所属していたチェルシーを離れ、クリスタル・パレスで新たなチャレンジに挑むことを選択したグエヒ。パトリック・ヴィエラ監督の就任後に獲得されたこと、さらに移籍金が1800万ポンド(約27億5000万円)と高額であることを考えれば、即戦力として期待されているのは間違いないだろう。チェルシーでの出場機会はカラバオ・カップの2試合だけだったが、昨季まで1年半にわたってチャンピオンシップのスウォンジーにローン移籍をし、主力としてプレーをした実績がある。2017年にはU-17ワールドカップでイングランドの優勝に大きく貢献したセンターバック。パレス躍進の鍵を握る選手になるかもしれない。

■オリヴァー・スキップ(トッテナム/MF/20歳)



 チャンピオンシップへの武者修行で一回りも二回りも成長したスキップがトッテナムに戻って来た。ユース出身で2018年にトップチームでデビューを飾ったスキップ。2020年7月に行われたアーセナルとのノース・ロンドン・ダービーで、1点リードして迎えた終盤に経験の乏しいスキップを投入した当時監督のジョゼ・モウリーニョ氏は、「彼にはスパーズの血が流れている」と、その理由を明かした。当然、ファンからも大きな期待を寄せられている。昨季はローン先のノリッジでチャンピオンシップ45試合に出場し、優勝の立役者の一人となったスキップ。ヌーノ新監督の下で白紙に戻ったレギュラー争いでチャンスをつかむことができるだろうか。

(記事/Footmedia)

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