突然のコーチ辞任…アストン・ヴィラ退団のテリー氏に様々な憶測?

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 アストン・ヴィラでアシスタントコーチを務めていたジョン・テリー氏がコーチ職を辞任し、クラブから離れることが発表された。プレミアリーグの開幕を約2週間後に控えた段階での突然の離脱に様々な憶測が飛んでいる。

 元イングランド代表DFがディーン・スミス監督の参謀を務めて3年。2019年にプレミアリーグ昇格を成し遂げるなど結果を残してきたクラブにあって、テリー氏の指導力は高い評価を集めていた。退任するにあたってテリー氏自身は、「監督やクラブのスタッフ全てに最大限の感謝を伝えたい。この難しい決断をするには、今がベストなタイミングだったと感じている。確固たるモチベーションで新シーズンに入らないのはフェアではないと思った。まずは家族と有意義な時間を過ごし、今後は欧州内のクラブを訪問しながら、学びの機会を得ると同時に監督になる可能性を模索したい」と、将来設計についてコメントした。

 アシスタントコーチのポストが空くことになったヴィラだが、テリー氏以外にもクレイグ・シェイクスピア氏とリチャード・オケリー氏が従事しているため、追加のコーチ招聘は行わない予定だ。スミス監督は「ジョンを失うのはとても残念だが、彼の決断を尊重したい。疑いなく、将来はファーストクラスの監督になるであろう」と、退任した40歳に賛辞を送った。

 今夏、テリー氏にはいくつかのクラブで監督就任の噂が囁かれていただけに、早くも様々な憶測を呼んでいる。その可能性について報じたデイリーメイル紙とブックメーカーの予想オッズを紹介しよう。

■スウォンジー(オッズ8倍)



 スティーブ・クーパー監督が先週退任したばかり。オンライン・ブックメーカー『ベットフェア』は、昨季プレーオフの末に残念ながらプレミアリーグ昇格を逃したスウォンジーがテリー氏にオファーする可能性があると報じた。

 その他の候補リストとして、テリー氏のチェルシー時代のチームメートで、昨季途中まで同クラブで指揮官を務めていたフランク・ランパード監督の参謀を務めていたジョディ・モリス氏、MKドンズ監督のラッセル・マーティン氏が上がっている。

 ただ、「家族との時間を持ち、監督キャリアに必要な勉強と準備をしてから」と語ったテリー氏の言葉が本心とするならば、短期間での現場復帰の可能性は果たして。

■クリスタル・パレス(オッズ10倍)



 今夏アーセナルのレジェンドであるパトリック・ヴィエラ氏が就任したばかりのクリスタル・パレス。若手育成には定評がある元フランス代表MFだが、結果を残し長期政権を築けるかは疑問符がつく。またパレスには就任して間もない新指揮官を解任した歴史がある。2017年、今夏のEUROまでオランダ代表監督を務めていたフランク・デ・ブール氏を成績不振を理由にわずか10週間で解任、ロイ・ホジソン氏に切り替えている。

■アストン・ヴィラ(オッズ16倍)



 昨季、11位フィニッシュで終えたアストン・ヴィラ。さらに夏の移籍市場で積極的な選手補強を敢行。11年振りの一桁順位と欧州カップ戦出場権獲得を視野に入れている。もし期待通りの成果が得られなければオーナー陣が英断を下し、テリー氏が立場を変えて本拠地ヴィラ・パークに復帰する可能性もゼロではないはず。

■ウエスト・ブロムウィッチ(オッズ25倍)



 昨季19位に終わりプレミアリーグから降格したクラブは、新体制で1年でのトップリーグ復帰を目論んでいる。フランス出身でバイエルンなどでもプレーしたヴァレリアン・イスマエル氏を新監督に招聘し、2部のバーンズリーで結果を残した手腕に期待している。

 ただクリスタル・パレスと同様に、結果を残せなければ監督を解任することをオーナーは恐れていない。

■クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)(オッズ40倍)



 マーク・ウォーバートン監督が指揮して2年が経過した。これでも2001年から5年間に渡り指揮を執ったイアン・ホロウェイ監督以来の長期政権になる。頻繁に監督交代があるクラブの歴史からすれば、近い将来の指揮官交代は十分あり。テリー氏もその候補の1人となるだろう。

■チェルシー(オッズ50倍)



 クラブにとってロマンティックな決断。チャンピオンズリーグを制覇したトーマス・トゥヘル監督には絶大な信頼があるのは事実であり、近い将来にテリー氏にオファーが届く可能性は限りなく少ないが、フランク・ランパード氏のように、テリー氏にも指揮官として古巣復帰という夢の舞台は用意されるのだろうか。

(記事/Footmedia)

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