サウナ室は小宇宙。古都・鎌倉で日本の心を知る

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―[サウナの呼吸]―

心と体を整えるサウナは働く男にとって、呼吸と同じぐらい重要である。サウナーで俳優の橋本祥平が連載14回目に訪れたのは神奈川県鎌倉市の「KAMAKURA HOTEL」だ。

◆東京から1時間。サウナのための小旅行という選択

 風情ある街並みに紫陽花が静かに咲き乱れ、夏の足音がすぐそこまできていた6月のこと。都心から電車で1時間の古都・鎌倉へ向かいました。

 今回訪れたのは、昨年11月にオープンした「KAMAKURA HOTEL」。茶室サウナと呼ばれる、宿泊者だけが利用できる貸し切りサウナが名物です。

 その大きな特徴は、緑茶でロウリュができること。ほうじ茶ロウリュは体験したことがありますが、それとはまた一味違って、熱気とともに竹林を歩いているかのような爽やかな香りに包まれます。

◆サ室は小宇宙。古都・鎌倉で日本の心を知る

 水風呂もまた趣深い。一人用の壺風呂には、約15℃の水がかけ流しにされており、豪快に飛び込めば、フゥと深い吐息が自然にこぼれます。

 火照った体を優しく撫でるのは、海から吹きつける南西のそよ風。心地いい。サービスで提供されるオーガニックの冷たい緑茶は甘みと苦みのバランスがよく、すっと体に染み込んできます。

 そして、すべてのサウナルーティンが終わったら、ぜひ温かいお茶を一煎。そののどかな雰囲気に、一連の体験を締めくくる至福のひとときを感じられることでしょう。

 日本の伝統文化である茶道は、非日常空間=小宇宙を味わうもてなしの総合芸術といわれています。茶道であり、サ道。この空間もまた、茶の湯を体現した小宇宙なのかもしれません。

取材・文/森野広明 撮影/江森康之 撮影協力/KAMAKURA HOTEL

―[サウナの呼吸]―

【橋本祥平】
’93年、神奈川県生まれ、俳優。8月に舞台『「デュラララ!!」~円首方足の章~』、10月には『「バクマン。」THE STAGE』への出演を予定。「サウナ・スパ健康アドバイザー」の資格取得が今年の目標。ツイッター@hashimotoshohey

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