人種や政治の分断描く…ジャネール・モネイが挑むパラドックス・スリラー『アンテベラム』秋公開

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『ゲット・アウト』『アス』のプロデューサーによる新作スリラー『Antebellum』(原題)が邦題『アンテベラム』として2021年秋に公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルと場面写真が解禁された。

博士号を持つ社会学者で人気作家でもあるヴェロニカは、優しい夫、愛くるしい幼い娘との幸せな家庭を築き上げていた。ある日、ニューオーリンズでの講演会に招かれた彼女は力強いスピーチで拍手喝采を浴び、友人たちとのディナーを楽しむ。しかしその直後、ヴェロニカの輝きに満ちた日常は突然崩壊、究極の矛盾をはらんだ悪夢へと反転するのだった。一方、アメリカ南部のプランテーションで囚われの身となり、過酷な労働を強いられているエデンは、ある悲劇をきっかけに奴隷仲間とともに脱走計画を実行する。

本作は、大反響を呼んだ『ゲット・アウト』『アス』を世に送り出したプロデューサー、ショーン・マッキトリックが新たに放つパラドックス・スリラー。全米賞レースを沸かせた『ムーンライト』や『ドリーム』で絶賛を博したグラミー賞候補の常連シンガーでもある実力派女優ジャネール・モネイが主演を務め、恐怖のパラドックスからの脱出を図るヴェロニカとエデンをひとりで演じ分けた。


監督のジェラルド・ブッシュ、クリストファー・レンツは、人種差別問題などに関する公共広告やドキュメンタリーを製作してきた異色の経歴を持つ新進気鋭のユニットで、本作のオリジナル脚本も手掛けた。いままさに超大国アメリカを揺るがしている人種や政治の分断というテーマをこのうえなく大胆にフィーチャーし、スリラー・ジャンルの常識をも破壊する問題作を完成させた。

今回解禁となったポスタービジュアルは、黒い背景の中央に不安げな表情のジャネール・モネイの顔が大胆にレイアウトされたデザイン。その様子からは、暗闇の中に引きずり込まれながら彼女が我々に助けを求めているような感覚を受けるが、血が滴る不気味な蝶に口をふさがれ、まるで彼女の“言葉”が封じ込まれているよう。さらに「この悪夢は、本物」というコピーが一層の不気味さを放ち、スリラー映画ファンの期待を煽る。


また公開された場面写真は、主人公ヴェロニカが何かにおびえる顔、そしてその背後からは何者かの手がいままさにヴェロニカの口を押さえようと忍び寄っている様子を捉えており、ミステリアスな展開を予感させる。

彼女たちを脅かす正体とは何なのか。そして、パラドックスな迷宮のごとき映像世界の果てに待ち受ける衝撃の“真実”とは?ヴェロニカとエデン、それぞれの女性に起きる悪夢のストーリーに注目したい。

『アンテベラム』は秋、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

(text:cinemacafe.net)

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  • 7/27 11:00
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