涙が止まらない…岡田准一さん主演の映画『永遠の0』あらすじ&みどころまとめ

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百田尚樹さんのベストセラー小説を2013年12月に岡田准一さん主演で映画化した『永遠の0』。岡田さん演じる宮部久蔵は「臆病者」「恥さらし」と言われながら特攻出撃をした人物。その孫の佐伯健太郎を三浦春馬さんが演じています。涙なしでは見れない本作のあらすじ、みどころをまとめます。

映画『永遠の0』について

映画『永遠の0』は、百田尚樹さんのベストセラー小説を2013年12月に岡田准一さん主演で映画化した作品です。

第38回日本アカデミー賞で最優秀作品賞など数々の賞を受賞したほか、2014年には第16回イタリア ウディネ・ファーイースト映画祭でもグランプリを受賞しています。

監督は、映画『STAND BY ME ドラえもん』シリーズの山崎貴監督、脚本は『糸』や2021年秋公開予定の『護られなかった者たちへ』の林民夫さんと山崎貴監督です。

<映画『永遠の0』作品情報>
公開:2013年12月
上映時間:144分
監督・脚本:山崎貴
原作:百田尚樹『永遠の0』

永遠の0

永遠の0

2013年/日本/144分

作品情報 / レビューはこちら

映画『永遠の0』キャスト

映画『永遠の0』の主なキャストは下記の通りです。

・宮部久蔵:岡田准一
・佐伯健太郎:三浦春馬
・大石松乃:井上真央
・佐伯慶子:吹石一恵
・佐伯清子:風吹ジュン(幼少期:栗本有規)
・大石賢一郎:夏八木勲(青年期:染谷将太)
・井崎:橋爪功(青年期:濱田岳)
・武田:山本學(青年期:三浦貴大)
・景浦:田中泯(青年期:新井浩文)
・長谷川:平幹二朗
・小山:上田竜也
・伊藤:青木健
・香川:遠藤雄弥
・寺西:栩原楽人

岡田准一さんをはじめ、三浦春馬さんや井上真央さん、吹石一恵さんなど豪華キャストが勢ぞろいの映画です。

主演を務めた岡田准一さんは、第38回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞したほか数々の賞を受賞しました。

そして宮部久蔵の孫・佐伯健太郎を演じた三浦春馬さんは、優秀助演男優賞を受賞しています。

映画『永遠の0』あらすじ

2004年、進路に迷っていた佐伯健太郎(三浦春馬)は、祖母の葬儀で本当の祖父の存在を知らされる。

本当の祖父の名前は宮部久蔵(岡田准一)で太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、特攻出撃で帰らぬ人となっていたことを知った。

姉・慶子(吹石一恵)と共に宮部久蔵のことを調べ始めると「臆病者」「帝国海軍の恥さらし」と言われるが、宮部久蔵をよく知る人物から聞く姿は全くの別人だった。

生還することにのみ執着していた男が、なぜ特攻を選んだのか。そして、宮部が命がけで遺したメッセージとは何だったのか……。


次のページでは本作の見どころをストーリーと併せてご紹介します。ネタバレも含まれるので「ネタバレは見たくない」という場合には、ぜひ作品を先にチェックしてみてください。

涙なしには見れない、そして「生きること」について考えさせられる作品です。

【ネタバレあり】映画『永遠の0』ストーリー&見どころ

映画『永遠の0』の見どころをストーリーと合わせてまとめます。

本当の祖父を「臆病者」と言われる悔しさ

三浦春馬さん演じる佐伯健太郎と吹石一恵さん演じる佐伯慶子は、祖母の葬儀で本当の祖父の存在と本当の祖父は特攻だったことを知らされます。

そして健太郎はフリーライターである慶子と共に、本当の祖父について調べ始めることにしました。

なぜ宮部久蔵を調べることになったのか映画ではこのあたりは詳しく描かれていませんが、小説では詳しく書かれています。

健太郎と慶子が宮部久蔵を知る人物に宮部のことを聞きに行くと、それぞれが口をそろえて「臆病者」「恥さらし」と言うため、健太郎は少しずつ調べる気がなくなりました。

しかし、田中泯さん演じる景浦や橋爪功さん演じる井崎の元を訪れて少しずつ風向きが変わっていきます。

例え会ったことのない祖父でも「臆病者」「恥さらし」と言われるのは悔しくなりますが、井崎の話を聞くと「なぜそんなことを言われなければいけなかったのか」が理解できました。

「生きることにこだわる」のが「恥」になってしまうという今では考えられないことが、実際に起こっていたことに驚かされます。

宮部久蔵という男は「臆病者」でも「恥さらし」でもない

井崎の話によって「臆病者」「恥さらし」と大半の人間から言われていた宮部久蔵が、本当は腕の良いパイロットだったことや誰よりも命を大切に思っていた人間だったことがわかります。

宮部久蔵は影で努力をしたり、誰よりも冷静に状況を把握して「このままでは負けてしまう」とわかっていたりと、とても頭の良い人でした。

普段の口調は丁寧で優しいものの命を惜しまない人に対しては、感情をあらわにして「生きるための努力をするべき」と怒るなど誰よりも現代に近い考え方の持ち主でもあります。

井崎が本来の余命を過ぎても死ななかったのは、健太郎と慶子に宮部久蔵という男のことを伝えるためだったと話すシーンでは、思わず涙がこぼれました。

誰からなんと言われようと愛する人たちの元に帰るために生きることにこだわり、自分の生き方を貫く宮部久蔵の生き方や考え方はかっこ良く、命の大事さを改めて感じさせられます。

宮部久蔵はなぜ特攻を志願したのか

臆病者ではなく、ただただ「家族の元に帰りたい」と願っていた宮部がなぜ特攻に志願したのかは健太郎も慶子も最後までわかりませんでした。

ストーリーの中でも最後まで特攻に志願した本当の理由は描かれず、あくまでも想像という範囲でしか語られていません。

日本が最終手段として取った成功=死という作戦を決行するなかで、宮部は毎日のように仲間や教え子、自分の後輩が次々と亡くなっていく姿を目にしていました。

誰よりも強くて優しい男だったからこそ、仲間の死によって自分が毎日生かされていることはどんなに耐えがたいことだったでしょうか。

宮部が飛び立つ日のシーンでエンジンに不調があることに気付いた宮部の姿には、映画だとわかっていても胸が締め付けられます。

2人の祖父の愛に涙が止まらない

健太郎と慶子は、井崎や武田、景浦の話を聞いて、祖父である大石が最後に宮部と飛行機を代わった人物だという事実にたどり着きます。

かつて身体を張って宮部を敵軍から守った大石が、宮部から命を救われると同時に松乃と清子を託されていたのです。

エンジンの不調に気付いた宮部が生き抜く方法は、いくらでもありました。例えばエンジンの不調を指摘して乗らないという選択肢や、あえて乗って大石のように不時着もできたはずです。

しかし、あえて大石と交換したのはどんな意図があったのでしょうか……。

かつて自分を守ってくれた大石を犠牲にして生き続けたところで、松乃や清子を幸せにできないと悟った。大石なら松乃や清子を幸せにしてくれると確信した。色々な想像はできますが、宮部は最後まで頭の良い人だったことがよくわかります。

結果、大石は宮部の意志をしっかりと受け継いで松乃や清子の人生を壊さなかっただけでなく、弁護士という人の役に立つ仕事もしていました。

「生まれ変わってでもかえってきます」と言った宮部の松乃や清子へ対する愛、そして宮部の意思を継いだ大石の愛。2人のそれぞれの愛に涙が溢れます。

映画『永遠の0』は涙なしには見れない!

戦争ものの映画やドラマはどうしても悲しいストーリーや描写があるので避けてしまう。という方もいらっしゃるかもしれません。

この作品も過激な描写が一部あるので、戦争の作品が苦手な方にとっては辛い場面も正直あります。

私自身も戦争の作品は苦しくなってしまうので苦手ですが、公開当時にこの作品を見て戦争の怖さや「生きる」ということについて改めて考えさせられました。

この記事を書くにあたり再度全てを見返したのですが、当時とは違う感情に襲われ涙が溢れ続けて止まらず……。

改めて「残された私たちが物語を続ける」ということの意味や、宮部が伝えたかったメッセージを考えさせられた作品でした。

もし過去に見たことがあっても、改めて見ると違う切り取り方が出来るかもしれません。ぜひチェックしてみてください。

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  • 7/25 17:00
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