７月１８日放送の『おしゃれイズム』（日本テレビ系）で、フワちゃん（２７）が唯一敬語を使う相手について明かした。アメリカに憧れていた父親とともに、家族で渡米。幼少期は、アメリカで過ごしたフワちゃん。「住みたい」という理由だけでアメリカに行く父親もすごいが、フワちゃんは母親も「変」だといい、嫌なことがあってもすぐ忘れてしまうと語った。そんなフワちゃんの父親から娘へ「ＬＩＮＥの既読無視やめろ!!」「“なんか用事があるときは電話して”ってなんか時代に逆行している感じだぞ」という伝言が紹介された。

　フワちゃんは「ちょっとあんまりマメじゃないかもしれない。私、ＬＩＮＥとか」「だって私、デヴィ夫人のＬＩＮＥもシカトしてるもん」と、あのデヴィ・スカルノ（８１）からの「あなたみたいないい子に出会えて、私もすごいうれしいです」というメッセージを未読無視していると笑った。

　ＶＴＲではフワちゃんの友人として、ミキの亜生（３３）が登場。プライベートでの、フワちゃんの礼儀正しい一面を暴露、テレビでは「上田」と呼んでいるくりぃむしちゅーの上田晋也（５１）のこともふだんは「上田さん」と言っていると明かし、フワちゃんを慌てさせた。

　上田に「ミキは亜生だけか、昴生とは仲良くない？」と、亜生の兄である昴生（３５）との関係を質問。フワちゃんは「最初はフワちゃんのことめちゃめちゃ嫌いで、“なんやうるさい女、共演ＮＧや！”って言ってたんだけど、一緒に番組やりだしたらフワちゃんのトリコになったの」と告白。「いろんな人をトリコにするねぇ」と上田が驚くと、フワちゃんは「魔性です。魔性でやらせていただいてます」とコメントし、スタジオを爆笑させた。

　デヴィ夫人だけでなく、笑福亭鶴瓶（６９）、ビートたけし（７４）、和田アキ子（７１）、明石家さんま（６６）など名だたる大物芸能人にもひるまない強心臓なフワちゃんだが、基本はタメ口でも「学生時代に部活をやっていた癖で、なんかあの、ちょっと歳が近い女の先輩とかは」「敬語出ちゃう」と告白。その相手が相席スタートの山崎ケイ（３９）だと聞いた上田は「基準がおかしいけどな」と苦笑い。フワちゃんは、山崎の前では「後輩だからザコぶらなきゃと思って」、つい敬語が出てしまうと語った。

■伊集院とガチバトルも

　フワちゃんは、そんなタメ口、ハチャメチャキャラなため、これまで多くの人に怒られ続けてきた。その経験から、怒る相手のタイプ別に独自の対処法も紹介。“人前大声タイプ”の相手は、「人が見てる」的な態度を取ったらヒートアップすると説明し、フワちゃんは「石原良純ですね！」と石原良純（５９）を名指し。

“１から１０まで言うタイプ”は余計な口を挟むと長くなるので素直に聞くといい、フワちゃんが「上田のメイク室での会話も若手芸人の人たちは余計なこと言わずひたすら耐えて」とアドバイスすると、上田は「残念。俺、そんなタイプじゃない。俺は“俺はいいけどタイプ”です！」と否定し、フワちゃんを悔しがらせた。

　また“ストレス発散タイプ”は、日頃の態度が重要で、このタイプへの対処法は「なんか後輩だけどなんかコイツ言いにくいな」という空気を作ることがポイントだという。フワちゃんは「全部ＳＮＳに載せるんじゃないかと思われている」ため、このタイプからは怒られないが、伊集院光（５３）からだけは「怒ったこっちが悪くなるっていうあの空気感がムカつく」と怒られたと、またも実名を出してぶっちゃけた。

■「予定調和」を見抜いた伊集院

　フワちゃんと伊集院とのバトルは、今年春にスタートした『オールナイトニッポンＸ（クロス）』（ニッポン放送）のパーソナリティになったフワちゃんが記者会見で「伊集院が歯を食いしばってオモロすぎて悔しいと感じるような、伊集院光の姉妹番組として頑張っていきたい」と、ラジオ界では重鎮の伊集院をイジったことが発端。これに伊集院が、自身のラジオ『月曜ＪＵＮＫ伊集院光　深夜の馬鹿力』（ＴＢＳラジオ）で、フワちゃんについて「完全に計算された枠の中で、そうっぽく見せてる」「アイツに対して何か言い返すのは、とてもかっこ悪いことっていう外堀が埋まっている」「予定調和」と言及。

　これを受けてフワちゃんもラジオで「怒られた！　今まで加藤紗里にしか怒られたことなかったのに」とふざけながらも、自分が謝るとまた伊集院を悪者にしていまうので「詰んだ」と語って終止符を打った。しかし、この２人のやり取りを神田伯山（３８）が面白がって取り上げるなど、各方面に波紋を広げていた。

　魔性の愛されキャラで怒られキャラのフワちゃん、まだまだ騒動を起こしそう!?