お風呂・台所・レジャーでも活躍! おすすめ防水スピーカー5選

 これからの季節、海や川のレジャーで音楽を楽しみたいという人も多いことだろう。また、日常生活においてもお風呂や台所など、濡れる可能性のある場所で音楽を流したいという人もいるかもしれない。そんなときにおすすめなのが防水スピーカーだ。数多く発売されているが、一口に「防水」といってもその性能はまちまち。用途によっておすすめの防水スピーカーは異なる。しっかりと要点を踏まえて選びたい。

●防水スピーカーの選び方

 一口に「防水」といってもその性能は製品ごとにさまざま。防水性能は「IPX」と呼ばれる等級であらわされており、この値を用途に応じてチェックしたい。

具体的には、

 ・キッチンなどで濡れた手で触る程度:IPX3~4

 ・キッチンやお風呂で水しぶきがかかる程度:IPX5~6

 ・お風呂や海などで水没に耐えられるレベル:IPX7~8

といったところを目安に選んでほしい。

●音量は十分?

 せっかくの音楽も聞こえなくては意味がない。スピーカーの最大音量は「W(ワット)」であらわされているため、この値をチェックしよう。室内やお風呂、テントで使う分には5~10W程度でも十分だが、レジャーなどで広くて開かれた場所で利用するなら20Wは欲しいところだ。

●バッテリーの持ち時間にも注意

 防水スピーカーは一般的に内蔵のバッテリで駆動する。このため、バッテリー容量が不十分だと、もっと音楽が聴きたいのにバッテリ不足で聴けないということも起こりえる。選ぶときは、各製品の仕様にバッテリ持続時間の目安が書かれているため、それを目安にしたい。長ければ長いほど安心だが、スピーカー自体が重くてかさばるようになるうえに、スピーカーのバッテリが持続したとしても接続しているスマートフォンのバッテリーが先に切れてしまっては意味がない。モバイルバッテリで充電できる製品も多いため、併用するのもいいだろう。

●おすすめ防水スピーカー5選

 以下は、具体的なおすすめ防水スピーカー5選だ。

●Anker Soundcore 2

 Anker Soundcore 2は、独自のBassUpテクノロジーにより、迫力と深みのある低音を出せるのが特徴だ。低音が不足しがちな小型スピーカーのなかにあって、バランスの取れたサウンドを楽しめるといえるだろう。最大24時間の連続再生時間もレジャーなどの用途では魅力的といえる。防水性能はIPX7なので、ビーチや河原、風呂でも安心だ。

●JBL GO 3

 JBL GO 3はVGP2021において5000円未満のBluetoothスピーカー部門で金賞をとった防水スピーカー。コンパクトで軽いきょう体が魅力で、サイズは8.8 x 7.5 x 4.1 cm、重量は210gと持ち出しやすいサイズ感だ。JBLらしいパワフルなサウンドをいつでもどこでも体感できる。全7色の鮮やかなカラーバリエーションもレジャーで活躍する要素の1つといえる。持ち運びに便利なループがついているのもうれしい。

●Bose SoundLink Color Bluetooth speaker II

 Bose SoundLink Color Bluetooth speaker IIは防滴性能を備えたBluetoothスピーカー。キッチンやプールサイドで安心して利用できる。持ち運ぶことを考慮して設計されており、表面にはシリコンを採用している。丸みを帯びていて柔らかいため、どの角度からでも持ちやすく、かつ濡れた手で持っても滑り落ちにくい。本体には通話用マイクが搭載されているため、電話がかかってきてもそのまま使える。また、直近にBluetoothで接続した機器を8台まで記憶しておけるため、さまざまな機器に手軽につなげて楽しむことができる。

●Sony SRS-XB13

 Sony SRS-XB13はIPX7に対応した防水スピーカー。コンパクトな本体と相まって、普段はお風呂やキッチンで、週末には持ち出して海や川でなど、場所を選ばず活躍する。SRS-XB13はモノラルスピーカーだが、本機を2台つなげてBluetooth接続するとステレオで音楽を再生することが可能。家で聴くときは2台でじっくりステレオとして、外に持ち出すときは1台だけを軽快に、という使い方ができそうだ。

●Sony SRS-XB43

 小型の防水スピーカーが多いなかで、重量級のものがSony SRS-XB43だ。スピーカーが全部で4基搭載されており、本体の重量は2.95 kgもある。その分最大出力は50Wとかなり大きく、強い重低音と大音圧を楽しむことが可能だ。海や川などの開かれた空間でも十分活躍するだろう。迫力だけでなく音質にも配慮されており、圧縮された音源で失われがちな高音域を効果的に補完する「DSEE」、推奨サウンド設定を実現する「ClearAudio+」など、Sony独自の高音質技術が投入されている。本体前面部分が光るライティング機能もあり、視覚的にも雰囲気をさらに盛り上げてくれそうだ。

●水濡れ故障を気にすることなく音楽を楽しもう

 一般的に電子機器は水濡れに弱く、水に濡れる可能性がある場所では使えないと思われているが、防水スピーカーなら故障を気にすることなく使える。音楽が好きな人はいつでもどこでも音楽を楽しみたいもの。レジャーから日常まで、防水スピーカーを導入して環境に左右されることなく好きな曲を存分に楽しもう。(ライター・ハウザー)

2021/7/22 18:00

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます