「鉄道駅」近くの店で一攫千金!サマージャンボ宝くじ「7億円ゲット」売り場

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 7月13日から発売された、サマージャンボ宝くじ。1等・前後賞合わせて7億円となる大チャンスに、購入を検討する読者は多いことだろう。

「ですが、ただ漫然と購入しても当たりません。そこで今回は、“億の当たりに向けて一直線に進む”というイメージから、地元で愛される鉄道駅近くのツキ売り場に注目し、60店厳選してみました」

 こう解説するのは、宝くじアナリストの山口旦訓氏だ。

 詳しくは上記の表を見てもらうとして、ここでは、特に注目の売り場8か所を詳しく紹介しよう。

■北の大地で運気に変化が!

 まずは、北海道函館市の湯川イオンCCから。こちらは北海道初の路面電車である函館市電・湯の川線の終点近くにある。ちなみに、この駅は北海道三大温泉郷の一つ、湯の川温泉の最寄り駅でもある。

 過去に、1億円以上の“大当たり”実績は、2008年年末の2等1億円のみ。以降、1000万円以上の“中当たり”どころか、100万円の当たりも出ていなかったが、ここにきて運気に変化が。18年バレンタインジャンボで3等、ドリーム3等、19年サマー・ミニ2等に続き、なんと7月2日には、ロト7で1等10億円の大当たりが出たのだ。

「売り場近くの湯倉神社は病気退散で知られていますから、コロナ禍でも、ご利り益やく大でしょう。実際、この神社で祈願して、本当に当たったと教えてくれたお客さんもいます。それに沿線には『末広』『宝来町』という、ありがたい名前の駅もあるんです。期待してください!」(売り場責任者)

 南に下って、宮城県仙台市の青葉通りCC。この売り場は、仙台市地下鉄・東西線の青葉通一番町駅近くにある。

 実績は、06年1月にロト6の1等3億8700万円が出たが、ジャンボでの億超えの大当たりは、05年サマー1等前後賞3億円のみ。

「ですが、その後も11年12月、12年8月、17年9月と、ミニロトで各1等1200万円、1780万円、1430万円が出ています。また19年年末には2等1000万円も出ており、復活の気配が!」(売り場責任者)

 ちなみに、仙台市地下鉄は東北地方で唯一の地下鉄なのだが、東西線のすべての駅が地下にあるにもかかわらず、一部区間は地上を走っていることで知られている。地下鉄なのに太陽の光を浴びている鉄道パワーにも、あやかろう!

■東京の金運上昇パワースポット

 大都会・東京からは、荒川区の宝くじロトハウス熊野前駅店を紹介しよう。この売り場は、都内に唯一残った都電の荒川線(東京さくらトラム)の熊野前駅のすぐ横にある。

 大当たり実績は、10年の年末1等前後賞3億円、13 年グリーン1等前賞1億円のみ。ただし、今年2月、ナンバーズ4で中当たりの1061万円が出ている。

 ちなみに、この駅名からも分かるように、明治11年まで、すぐ近くに熊野神社という霊験あらたかな神社があったという。熊野神社の総元締めである熊野本宮大社(和歌山県)は、世界遺産にも指定される金運上昇パワースポットだ。

「当店は、荒川線沿線随一の“億売り場”として有名です。10年5月には、ロト6で1億6800万円が出ています」(売り場責任者)

 ということで、夏の大当たりに期待しよう!

 お次は日本海側に飛び、富山市の富山アピアCC。同売り場は富山地方鉄道本線の稲荷町駅近くにある。

 大当たりは、2010年年末の2等1億円以来、残念ながら途絶えている。しかし、14年年末にミニ1等7000万円、15年の年末で2等1000万円、16年年末ではプチ1等1000万円と、中当たりは頻発しているのだ。また、過去のサマージャンボでは、97年に1等前後賞1億5000万円、99年に同3億円と大当たりの実績もある。

 富山地方鉄道といえば、昨年、都市部の新しい交通網モデルとして注目された第三セクターの「富山ライトレール」を吸収合併したばかり。さらに、

「駅名の元になった、越中稲荷神社は、1200年前に創建されたとか。五穀豊穣・商売繁盛・開運招福を司り、宝くじには最高の神様です」(売り場担当者)

 こりゃあ、購入するしかないでしょう!

■西で輝かしい実績を誇る売り場

 続いては西に移動して、京都市の京都駅ビルCC。京都駅で本誌が注目するのは、JRの東海道新幹線だ。現在、北陸新幹線を延伸して京都駅で合流させる……という案が浮上しており、ゆくゆく同駅は、今以上の大ターミナルになる可能性があるという。

「東海道新幹線は全部で17駅あるので、他にも駅建物内に売り場がある駅はあります。しかし、その中で最も人気、実績があるのが当売り場です」(売り場責任者)

 その当せん実績は、14年グリーンで1等前後賞5億円、今年のバレンタインで1等前後賞3億円。その間の15年サマー・ミニでは1等1000万円が2本出るなど、その言葉を証明する輝かしい実績の売り場だ。

 中国地方からは岡山市の岡山駅前CCを紹介。この売り場は、路面電車の岡山電気軌道の始発駅・岡山駅前のご近所さんだ。

 大当たりの実績はなく、中当たりも17年年末2等1000万円の2本が唯一だが、今回、この売り場を選んだのは、「鉄道パワー」がビンビンに来ているから。

「岡電は今年5月に創設111周年を迎えました。また、当売り場の名前は以前は『岡山CC』でしたが、これだと“岡山県のどこに店があるか分からない”ということで、昨年11月に現在の名前に変えたばかりなんです」(売り場責任者)

 これらの記念イヤーの前触れか、19年はハロウィンと年末の2本、20年はバレンタインと、各3等100万円が出た。いよいよか!?

 海を渡って四国は香川県綾川町のイオン綾川CC。この売り場の当たりは、17年サマー2等の1000万円が唯一。だが、ここは日本有数のパワースポットのお膝元なのだ。そう、金運と商売繁盛のご利益で知られる、金比羅宮である。

 高松駅と“こんぴらさん”を結ぶ高松琴平電気鉄道の琴平線の綾川駅が、この売り場の最寄り駅。

「この綾川駅は讃岐うどんの聖地ともいわれ、名店がひしめくエリアです」(売り場責任者)

 うどんのように、太く長い幸運に恵まれるか!?

 最後は沖縄県那覇市の那覇メインプレイスCC。この売り場は、沖縄で唯一の鉄道・沖縄都市モノレー(ゆいレール)の、おもろまち駅近くにある。

 この売り場が全国的にも注目を集めたのは14年。年末ジャンボで、なんと1等前後賞、合計7億円が2本も出たのだ。さらに20年8月のロト6では、2億6300万円も出ている。

「ゆいレールは停車直前、各駅にちなんだ民謡が流れるんですが、おもろまち駅で流れる『だんじゅかりゆし』の意味は“本当にめでたい”。祝いごとの際に、よく歌われ、実に縁起がいい。期待できますよ!」(売り場担当者)

 運を引き寄せるのは、あなた次第。以上を参考に、億万長者を目指そう!

■宝くじ「当たる」必勝テク大公開!

 サマージャンボ宝くじの発売開始日に合わせ、みずほ銀行から、『宝くじ長者白書』が発表された。

 こちらは、昨年1000万円以上当てた369人のデータを分析したもの。出来たてホヤホヤの同白書から、高額当せんをゲットする“必勝テク”を読み解いてみよう。

 まずは、くじを買う店。高額当せん者は「いつもの売り場を大事している」(47%)だけでなく、こだわるポイントとして、「買う日にち」(13%)、そのときの「売り場の雰囲気」(13%)も重視しているようだ。

 さらに「購入前にお参りに行く」(12%)、「良いことがあったときに購入」(同)など、ゲン担ぎを行っている人も少なくない。

 続いては宝くじの保管場所だが、「机の引き出し」が23%で1位。「神棚・仏壇」など、縁起担ぎが僅差の22%で2位となっている。

 また、当せん者のエピソードにも目を向けよう。17年サマー・ミニ1等1億円を当てた群馬県在住のJ氏(50代)は、一番メジャーな暦「六曜」の“大安”に買う人が多い中、昭和初期まで人気だった暦「十二直」で、すべてが満たされる意の“満”の日に購入し続けたという。

 一方で、18 年サマーで1等前後賞6億円を当てた千葉県在住のA氏( 50 代)の場合は、なじみの売り場で購入済みだったが、その店の前を通りかかった際、なんだか手招きされているような感覚があり、3000円だけ追加購入したら、そこから当たりが出たとか。

 18年年末で1等の前後賞1億5000万円を当てた大阪府在住のC氏(80代)の場合、暦の「大安」ではなく、たとえば“素晴らしい人に出会えた”など、自分にとって「良い日」に購入していたという。

 また、18年サマーで1等前賞6億円を当てた和歌山県在住のB氏(70代)は、いつも七福神の額の裏に宝くじを置いていたそうだ。

「これらの成功譚を、そっくり真似る必要はありません。あなたなりにこだわって、いろいろ努力、工夫することが大当たりを引き寄せる秘訣なんです」(前出の山口氏)

 なお、今回のサマージャンボ宝くじの発売は8月13日(金)まで。抽選日は8月25日だ。幸運を祈ります!

2021/7/22 12:00

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