カリアリMFナンデス、インテルと個人合意か…21日には両クラブ首脳が接触する可能性も

 インテルが、カリアリに所属するウルグアイ代表MFナイタン・ナンデス獲得に向けて、選手本人と個人合意に至った模様だ。20日に、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。

 2020-21シーズンのセリエAを制したインテルは、新たにシモーネ・インザーギ監督を迎えて新シーズンへ向けた準備を進めている。戦力の底上げをはかりたいインテルは、今夏のコパ・アメリカ2021でウルグアイ代表の一員として目覚ましい活躍を見せたナンデスを買い取りオプション付きのローン移籍で獲得したい模様。すでに17日には、将来的な完全移籍も視野に入れて年俸300万ユーロ(約4億円)の4年契約で選手本人と個人合意に至ったとされている。だが、カリアリはナンデスを確実に現金化したいと考えており、インテルの示した条件を素直に受け入れる可能性は低いようだ。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、S・インザーギ監督がナンデスを高く評価していると報じており、複数ポジションをこなせる同選手が中盤のローテーションを行ううえで重要な存在になると考えているという。19日には、インテルのピエロ・アウジリオスポーツディレクター(SD)とカリアリのステファノ・カポズッカSDが接触しており、ナンデスの去就について話し合った可能性が高い。また、インテルのジュゼッペ・マロッタCEOとカリアリのトンマーゾ・ジュリーニ会長は、ともに21日に行われるレーガ・カルチョの会合に出席する予定であり、そこで移籍に関する解決策を模索するものと見られている。

 現在25歳のナンデスは、2020-21シーズンのセリエAで32試合に出場し2ゴール2アシストを記録。ポリバレントな能力を有し中盤右サイドに入ることもできるため、パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミに代わる存在としても期待されている。

2021/7/21 15:46

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