【地方競馬】オグリキャップの孫・ミンナノヒーローが予後不良に 前走大差勝ちで注目を集める
20日の盛岡8R・オッズパーク賞(ダ1400m)に出走したミンナノヒーロー(牡4、岩手・佐藤祐司厩舎)は直線入口で故障を発生し、競走を中止。左第1指関節開放脱臼の診断が下り、予後不良となった。
同馬の母ミンナノアイドルは、日本競馬史上最高のアイドルホース・オグリキャップの最後の産駒として話題となり、2010年5月に美浦・尾関厩舎からデビュー。残念ながら、勝利を挙げることなくターフを去ったが、その初仔ストリートキャップはデビュー戦勝利を含む、中央で3勝を挙げた。
2番仔のミンナノヒーローは4月のデビュー戦を2着で終えたのち、初勝利を挙げた2戦目には後続に3秒1、前走も後続に2秒1という大差勝ちのパフォーマンスを含む3連勝。岩手ではすでに4戦3勝の戦績を残し、中央転入の条件を満たしており、オールドファンからその行く先を注目されていたなかでの悲劇となった。