ベイルがついにレアル残留を決意? アンチェロッティ監督就任が契機か

 レアル・マドリードのウェールズ代表FWギャレス・ベイルが、同クラブに残留する意思を固めたようだ。20日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 

 レアル・マドリードとの現行契約満了まで1年に迫り、かねてより去就が注目されていたベイルだったが同クラブに残留することを決意したという。同選手の新天地としてアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)への移籍も報じられてきたものの、同選手の親しい友人や家族によると、この選択肢は除外されているようだ。

 報道によるとベイルは、2020-21シーズンまでレアル・マドリードを指揮したジネディーヌ・ジダン前監督の存在が、自身のパフォーマンスを妨げる大きな問題であったと感じていた模様。しかし、ジダン前監督がクラブを去り、カルロ・アンチェロッティ新監督が同選手に対して起用を示唆するコメントを発したことが残留への契機となると見られている。

 現在32歳のベイルは、2013年夏に当時の移籍金最高金額となる1億100万ユーロ(当時レートで約139億円)でレアル・マドリードに加入すると、7シーズンで251試合に出場し106ゴールを記録する活躍を見せ、チャンピオンズリーグ(CL)3連覇を筆頭に数多くのタイトル獲得に貢献した。しかし、2019年3月に発足したジダン前監督体制下では満足のいく出場時間が確保できず、2020年夏にトッテナムへ1年間の期限付き移籍。2020-21シーズンはトットナムで公式戦34試合に出場し16ゴールをマークしている。

2021/7/20 18:00

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