テレビで話題の「シャトレーゼ」 “まだまだ知られていない名品”7選
あまりテレビで取り上げられていない名品を知ってほしい。
安心な自然派スイーツをリーズナブルに製造・販売する「シャトレーゼ」。その人気は年々広がり、マスメディアやネット上でもたびたび話題になっていますよね。中でも先日、『ジョブチューン』(TBS系列)での紹介が大きな反響があったようで、店舗にも看板が出ていました。
実はわたし、シャトレーゼ歴20年以上。高校時代のおやつはシャトレーゼがごちそうでした。テレビではまだあまり紹介されていない名品がたくさんあるので、この場でご紹介したくなりました。
そこで今回は、まだあまり知られていない“シャトレーゼ名品”をご紹介したいと思います(価格はすべて税込)。
◆定番「スペシャル苺ショート」の他にも、魅力的なお菓子が
『ジョブチューン』で全員がその美味しさを認めた「スペシャル苺ショート」(324円)。これまでに何度もいただいたことがありますが、改めて食べてみました。
ふんわりと優しい口当たりの生クリームとスポンジ。口の中に入れると、どこか懐かしい優しい風味の甘さが広がります。イチゴの程よい酸味が相まって、とにかく昔ながらの清く正しい日本のショートケーキと言ったところでしょうか。
一言で言えば、「丁寧で温和、清く美しく、好感度の高いケーキ」。女優に例えるなら、新垣結衣さんのような感じ。このケーキに文句をつける人はあまりいないでしょう。食べる人を主役にしながら口福にしてくれる慎ましい魔法感さえ感じます。
そんな魅力を持ったお菓子が、シャトレーゼにはまだまだありましたので、4つ紹介したいと思います。
①無添加バターロール 4個入/194円
素朴で可愛らしいビジュアルですが、よく見るバターロールとはカタチが違い、渦巻型をしています。
ヨーロッパ産の発酵バターを使い、低温熟成発酵させて焼き上がるパンは、どんな食事をもおいしく演出してくれるバランス感のあるおいしさです。イーストフードや乳化剤、保存料は一切使用していません。
②マカロン/1個 151円
海外ブランドのマカロンの半額程度で購入できる国産マカロンは、常時6種程度揃っています。
いずれも風味が強すぎることなく、子供が喜んで食べられる優しいバランス感が秀逸。口溶けのよい繊細さが心にしみじみ残ります。
◆アップルパイ、スモークチーズも傑作級
③プレミアムアップルパイ/399円
店内で焼きたてを提供しているアップルパイは、とにかくパイ生地が放つバターの風味とサクサク感のバランスが理想的。時間が立ってもベチャベチャしないのも感動のポイントです。
④ベルフォーレ スモークチーズ カマンベールチーズ入り/237円
シャトレーゼのワイナリーで加工されるスモークチーズで、同類のスモークチーズよりもクリーミーな濃厚さが楽しめます。
甘いお菓子と一緒に楽しんだり、パンに添えたりと、食卓の世界観を無理なく豊かに広げてくれます。
◆超人気バターどらやき級の個性派スイーツも
「北海道産バターどらやき」(129円)は『ジョブチューン』で大絶賛され、連日大人気となっています。
バターとあんこの組み合わせはヒット要素をおさえていますが、皮のシマシマ模様やしっとり爽やかな風味は独自性を感じます。
そう、このバターどらやきは、シャトレーゼの個性が強く光る逸品なのです。そこで、同じようにユニークさが際立つアイテムを3つご紹介したいと思います。
①もなどら こしあん/151円
個人的にはバターどらやきよりも大好きなアイテム。
上がどらやき、下がモナカの皮になっていて、餅入りあんこがぎっしり挟まれています。皮のアンバランス感を一度味わうと、忘れられない存在に。
②北海道産マスカルポーネ使用 ティラミスロール/140円
しっとりなめらかなコーヒースポンジの中に、コーヒーゼリー入のマスカルポーネクリームがぎっしり包まれています。食感や香りも含めて、指名買いしたくなる個性派ロールケーキです。
③スティックチョコ ハッピーどうぶつ/1本64円
こちらはパッケージデザインを含め、シャトレーゼに万歳したくなるチョコレートです。
子供用に作られているスティックタイプのチョコなのですが、このイラストに心癒される大人も少なくないでしょう。ペロペロチョコのなかでダントツに優しい印象を放つ存在で、親心と子供心をどちらも温めてくれます。
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
【スギアカツキ】
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12