小山田圭吾の『障がい者いじめ』にカズレーザーが怒りの指摘 「的を射てる」と共感の声
東京五輪の開会式で楽曲制作を担当する、ミュージシャンの小山田圭吾さんの過去の言動が議論になっています。
2021年7月14日、東京五輪に関わることが発表された小山田さん。
しかし、小山田さんが1990年代に受けた雑誌のインタビューで、障がい者へのいじめを明かしていた情報が拡散されたのです。
東京五輪に関連するパラリンピックは、障害者スポーツの大会。また、いじめの内容が度を過ぎたものであることに加え、小山田さんが笑いながら話していた点から、批判する声が続出しています。
カズレーザー、小山田圭吾の『障がい者いじめ』にズバリ
同月18日に放送された情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)では今回の件について特集し、小山田さんが自ら語ったいじめ行為の詳細を説明。
心身を傷付ける暴力行為に対し、コメンテーターとして出演するお笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーさんは、このようにコメントしました。
この方のことを結構調べて、こういった昔の酷いいじめのことは結構出てくるんですけど。
それ以外の情報…例えば「いじめを悔いてるので反省しています」「償いのためにこんなことをしています」っていう情報は、あんまり見つからなかったんですよ。
再チャレンジってのは、過去のマイナスを埋め合わせる、プラマイをゼロにすることを認めるっていうことで。
これ、批判と擁護で批判の方が大きいっていうのは、プラマイのマイナスを埋め合わせることを単純にしてなかったってことなんで、これは再チャレンジとかじゃなくて、批判されて当たり前の自業自得の話だと思う。
だって、もっとちゃんと「過去のことを悔いてます」「そのために、こんなことをしました」っていうのは、多分やってらっしゃるとは思うんですけど、世間にアピールして、それを(世間が)納得してれば、それで丸川さん(丸川珠代大臣)とかも「この方はこういう素晴らしいことをしてます」ってフォローすることもできるし。
それやってなくて批判されてるのは当たり前のことですよ。過去が裁かれているわけじゃないです。
サンデー・ジャポン ーより引用
過去の行いそのものが批判されているというよりも、その後の行動が批判されていることを指摘したカズレーザーさん。
真剣な表情で「過去の行いに対し、これまで大々的に行動を起こしていないのであれば、批判されても仕方がない」と持論を展開しました。
いじめ行為に対する怒りが伝わってくるカズレーザーさんのコメントは、番組放送後にネットで拡散されました。
・いつも冷静なカズレーザーさんが感情的で驚いた。それだけのことをしたってことだね。
・番組を見ていましたが、カズレーザーさんが怒りに震えているのが伝わってきました。
・子供のやることでも、いじめは許されない。被害者は一生傷付き続けるんだから。
もちろん謝罪をしたところで、罪が償われるわけではありません。しかし過去が変えられない以上、その後の言動が重要といえるでしょう。
[文・構成/grape編集部]
出典 サンデー・ジャポン