モテない男たちの共通点。マッチングアプリでの失敗を京大出身ホステスが解説
恋愛したい、結婚したい――。男女の思いはコロナ禍でも自粛不可なのか、恋活、婚活マーケットはよもやの進化を遂げていた。恋愛市場のリアルな最前線を総力取材でお届け! 今回、注目したのはマッチングアプリで出会えない人たち。恋愛評論家が指摘する、その共通点とは?
◆京大出身ホステスが解説!マッチング弱者の共通点
写真で女性たちの第一選考をクリアしたら、その次に目が行くのはプロフィール。京都大学出身の恋愛評論家・灯諸こしき氏によると「女性と出会うためには写真の次にプロフィール文が重要です」と解説する。
◆モテない男性が陥りがちなミス
「マッチングアプリにおいて、モテない男性が陥りがちなミスが、凝りすぎたプロフィール文です。誠実さをアピールしたいなら長めのプロフィール文も有効ですが、ライトな出会いを求めるなら短文にするなど、用途に合わせたプロフィール設計が出会いのコツになります。
使用するアプリや年齢層にもよりますが、凝ったプロフィールは重いと敬遠されてしまうケースが多い。『渋谷区で働く会社員です。ハシゴ酒とラーメンが大好きです!』のような軽いプロフィールのほうが“気軽な出会いを求めている”女性とマッチしやすいのが実情です」
◆簡潔さを意識することが重要
またマッチをしたものの、その後のメッセージで失敗してしまうと出会うことができず、これまでの苦労も水の泡。灯諸氏によるとメッセージもプロフィール同様に簡潔さを意識することが重要だという。
「お互い相手のことが気になってマッチしているわけですから、直球で『今週会おうよ』と誘ってしまって大丈夫です。
マッチングアプリをやっている女性は多くの男性からメッセージが届いているため、面倒なメッセージへの返信は後回しにしがち。メッセージを繰り返した上で結局会えず……なんて時間の無駄ですよね。
いろいろ質問したい気持ちもわかりますが、それは会ってからすればいい。可能な限りメッセージの無駄撃ちは避け、簡潔さを意識しましょう」
灯諸氏監修のNGメッセージ例が下にまとめたもの。どれも男性が良かれと思って送ってしまいそうな内容だが、女性にとって面倒くさいメッセージであることがよくわかる。
◆メッセージでよくあるミス3選
<1 特定班タイプ>
男性:はじめまして! どこに住んでいますか?
女性:東京です!
男性:東京のどこですか?
女性:渋谷区内です
男性:渋谷のどの辺りですか?
<2 職務質問タイプ>
男性:普段、土日は何されているんですか?
女性:普通に飲みに行ったり、家にいたりです!
男性:どんな仕事をされているんですか?
女性:プロフィールに書いてある通り、学生です
男性:趣味はなんですか?
<3 生き急ぎタイプ>
男性:どちらに住んでいますか?
女性:渋谷区内です!
男性:これは恋愛ではない感じですか?
女性:えっ、そこまではまだ考えてないです
男性:残念です。じゃあLINEしませんか?
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プロフィールもメッセージも簡潔に。メリハリは必要だが、気合を入れすぎないくらいのやり方が今ドキなのだ。
【灯諸こしき氏】
京都大学出身のホステス。著書『京大生ホステスが教えます。99%の男がしていない恋愛の超基本』(SBクリエイティブ)など
<取材・文/週刊SPA!編集部>
―[[出会い]の最前線]―