母のゲームに対する意識が変わった! 小学校の卒業式での出来事【「ゲームは悪?」母と私がたどり着いた答え Vol.4】
■前回のあらすじ
絵に描いたような優等生だった母。娘の教育に対する意識も高く、幼稚園の入園が決まってからも、まるで難関校の受験生のような生活が続いたが…。
みなさま、いつもお読みいただきありがとうございます。mochiko.です。
今回は、前回から時が進み、私の小学校編をお送りいたします。
■ゲームの話は友だち作りに大いに役立った
つらかった小学校受験期を終え、どうにか母の希望通りの小学校へと進学することになった私。
母の希望に添うことはできましたが、依然として私と母とゲームの関係性に変化はありませんでした。
しかし、まだゲーム全盛期だった小学校時代。
ゲームの話は友だち作りのきっかけに大変役立ちました。
それまでA君とはクラスが違ったので、関わりがありませんでした。
ですが、いざ会話をしてみると非常に大人っぽい子で、彼と話すきっかけになったゲームのことは今でも忘れません。
そこから再び時は流れて、小学校の卒業式での出来事。
ここで母と私に転機が訪れます。
■A君のお母様から感謝された
卒業式の合間に、私の母とA君のお母さんが初めて対面しました。
A君のお母さんは、A君と私がゲームのおかげで意気投合して友だちになり、卒業まで仲良くしていたことに、とても感謝してくださりました。
今思い返すと、A君はクールな一匹狼タイプで、ギャーギャー大騒ぎする子どもっぽい私とは真逆のタイプでした。
A君は遠足や学校のイベントも一人で過ごすことが多かったように思います。
A君のお母様が涙ぐみながら、母にお礼を言ったことで、母の「ゲームなんて悪いものだ!」という意識は、ここから徐々に変わっていきます。
次回に続く(全6話)毎日14時更新!