世界の超一流たちが東京で覇を競う/矢野吉彦

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【矢野吉彦=コラム「競馬最前線」】

◆テレビ中継を通じてハイレベルな戦いを堪能しよう

 コロナのせいで前代未聞の“逆風”にさらされてしまったものの、「東京2020オリンピック」がまもなく開幕します。

 それにあわせて中央競馬もオリンピックモードに突入。今週はまだ福島、小倉、函館の3場開催ですが、来週からは3週にわたって新潟、函館の変則2場開催が行われます。

 JRAは東京オリンピック・パラリンピックの“オフィシャルコントリビューター”(直訳すると公式貢献者)になっていて、期間中は馬術競技の実施をサポート。馬運車を提供したり、獣医を派遣したりするそうです。

 そのJRAのホームページを見ていたら、オリンピック馬術競技のテレビ中継に関するお知らせが載っていました。

 7月25〜28日は馬場馬術、7月31〜8月2日は総合馬術(馬場馬術+クロスカントリー+障害馬術の複合種目)、8月4、7日は障害馬術というスケジュール。ダイジェストと生中継を交えて、いずれもグリーンチャンネルで無料放送されます。

 過去のオリンピックでこれほどタップリ馬術競技を見られたことはなかったはず。せっかくの機会ですから、大いに楽しませてもらおうと思っています。

 海外では王族や富裕層が選手を務めたり大企業が支援したりするなど、馬術競技は“ステータスシンボル”的な存在になっているそうです。

 数年前、アメリカの競走馬生産の中心地・ケンタッキー州レキシントンに行ったときのこと。現地でウィンチェスターファームを営む吉田直哉さんに、世界的に有名な牧場が並ぶ同ファーム周辺を案内していただきました。

 吉田さんによれば、「ここ最近、競走馬から馬術競技に使う馬の生産に切り替える牧場が増えている」とのこと。それだけ大がかりにお金をかけて、馬術競技に力を入れている人たちがいるわけです。

 馬術競技者にとってもオリンピックは大目標。コロナの影響を受けてはいても、世界の超一流たちが東京で覇を競うことになるはず。ぜひみなさんもテレビ中継を通じて、そのハイレベルな戦いを堪能してください。

 さてさて、『ウイニング競馬』はオリンピック期間中も休まず、通常どおりの放送を続けます。

 ただし、テレビ東京の局アナ陣が多数、オリンピック放送に駆り出されるので、今週と来週は特別なシフトが組まれました。

 なんと、テレ東史上最速で、この春入社の新人アナウンサーが実況デビューを果たします。「ウイニング競馬の実況をやりたい」と言って入ってきた立川周(たちかわ・あまね)クンです(福島第9レースを担当)。

 スタジオで新馬戦などを喋っているところを聴かせてもらいましたが、大学時代に実況の練習をしていたというだけあって、すでにかなりの腕前。まさに即戦力と言えます。注目新人のデビュー戦、お聴き逃しなく!!

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  • 7/17 12:00
  • netkeiba.com

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