500万食突破のファミマ「バタービスケットサンド」、一体どんだけ美味しいのか
多種多様な新作スイーツを絶え間なくリリースしているコンビニ各社ですが、最近“バターサンドブーム”が起きつつあります。
このブームをけん引している大ヒット商品が、ファミリーマートが6月22日に発売したオリジナルスイーツ「バタービスケットサンド」シリーズ。発売15日間でシリーズ累計販売数500万食を突破し、今もなお快進撃が続いています。
今回は、ファミリーマートの「バタービスケットサンド」を実食レポートしたいと思います!(以下、価格はすべて税込です)
◆ファミリーマート「バタービスケットサンド チーズ」228円
1つ目は、デンマーク産クリームチーズと北海道産マスカルポーネチーズが使用したバターチーズクリームが楽しめるバターサンド。
「バタービスケットサンド」シリーズはどれも、ショートケーキのようにフィルムでグルッと巻かれています。
まずビスケット部分はサクッと感が強く、まさに“ビスケット”といった感じ。一方、クリームがとてもフワフワしており、ビスケットとクリームの相反する食感が口の中に独特な味わいを広げてくれます。クリームに対するこだわりを感じられ、特にチーズケーキが好きな人に勧めたくなる一品です。
◆ファミリーマート「バタービスケットサンド チョコ」228円
厳選した3種のカカオ豆を使用したクーベルチュールチョコレートとバターチーズクリームを合わせたショコラクリーム が売りのバターサンド。
“バタービスケットサンド チーズ”と比較すると、ビスケットはフワッと感が強いです。クリームはチョコレートの風味がありながらも、とてもクリーミーで口当たりは最高。ビスケットとクリームが口の中で、香りを残しながら一緒に溶けていきます。また、クリームに入っているチョコチップはカリッと感があり、ちょうどいいアクセントになっています。
◆ファミリーマート「バタービスケットサンド ラムレーズン」248円
ラムレーズンと芳醇なラムの香りがするバターチーズクリームを使用したバターサンド。
ビスケットは「バタービスケットサンド チーズ」と「バタービスケットサンド チョコ」のちょうど中間くらいのサクッと感とフワッと感が合わさった食感になっています。
この商品で特筆すべきは、とにかくレーズンが大粒であることです。加えて、ラムの香りが非常にしみ込まれており、高級感あふれる味わいです。他のバターサンドよりお高いのも納得です。食べながらウィスキーが飲みたくなってしまうほど、大人の雰囲気をまとっています。
◆おまけ:セブンイレブン「7カフェ 発酵バター仕立てのレーズンサンド」365円
他のコンビニの「バターサンド」はどんな感じ? ということで、セブンイレブンの「7カフェ 発酵バター仕立てのレーズンサンド」(3個入り365円)も実食してみました。1個200円台前半で販売しているファミリーマートの商品と比べて、1個あたりのお値段は約半分。
口に運ぶと、サクッとした食感が先行しつつも、シットリとした味わいも楽しめるビスケットが特徴的です。うん、シンプルな王道のバターサンドです。
“レーズン感”は控え目。クリームも非常にサッパリとした仕上がりで、3個入って入るものの胸焼けせずに食べきることができます。1枚あたり約120円と考えるとコスパの良さを感じられ、家族や友達と分け合って食べるのにも向いているのではないでしょうか。
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王道バターサンドと比較してみるとよくわかりますが、ファミリーマートの「バタービスケットサンド」は、もはや別の新しいスイーツという印象ですね。大ヒットしていることがうなずけるほど新感覚。200円ちょっとで楽しめる内容としては、十分すぎるクオリティです。スイーツ好きなら、一度は試してみても良いと思う味でした。
<写真・文/網島レイビン>
【網島レイビン】
ライター兼動画編集者。グルメ系やテック系などの記事を執筆する傍ら、シナリオライティングや動画編集もちょくちょくやっています。