FA杯、21-22シーズンからリプレイ復活…予選と本戦1〜4回戦で実施

 イングランドサッカー協会(FA)は15日、FAカップのリプレイが2021-22シーズンから再び行われることを公式サイトで発表した。

 世界最古のトーナメントであるFAカップでは、1度目の対決で決着がつかなかった場合、ホームとアウェイを入れ替えて後日再戦するリプレイが伝統的に行われてきた。しかし、20-21シーズンは新型コロナウイルスの影響による過密日程を考慮して、すべての試合が一発勝負で行われた。

 リプレイは下部リーグのクラブにとって重要な資金源となる側面も持ち合わせており、節目の150周年大会(※大戦による中断もあったため、開催自体は141回目)となる21-22シーズンから復活が決定。すべての予選と本戦1回戦〜4回戦において行われる。

 なお、イングランドのリーグ杯であるカラバオ・カップでも、新シーズンから再び準決勝のセカンドレグが実施される。20-21シーズンの同大会の準決勝は、FAカップと同様の理由によりシングルレグ方式で行われていた。

2021/7/15 22:52

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