カルディの“やみつき調味料”で作る「悪魔の味玉」、おいしすぎるっ
「自分で作るご飯、いつも同じようなものばかりだなぁ」というマンネリ化の原因のひとつは“味付け”だったりもします。そうは言っても、工夫を凝らしたこだわりの味付けが失敗というのも悲しいものです。
そんなときは、すでに味が安定していて美味しい万能調味料の出番です!
◆香りと後味がクセになる「ハリッサ」
今回購入したのは、万能調味料の宝庫カルディの「ハリッサ」(税込415円)です。
大人気すぎて一時期どこの店舗でも手に入れることができなかった「ハリッサ」を、オンラインストアでポチッと、運良くゲットすることができました。
ハリッサといったら、北アフリカはチュニジアやモロッコなど、地中海沿岸の国々でポピュラーな万能調味料。
唐辛子やガーリック、コリアンダー、クミンといった香り高いスパイス、そしてパプリカを使った真っ赤なペースト状の調味料は、香りと味に中毒性アリ(いい意味で)なんです!
記憶に残る香り、とでもいうのでしょうか。一度嗅いだら忘れられない、いやどこかで嗅いだことがあるサルサソースでもなければ、チリソースでもない濃厚でスパイシーな香り。
◆パンチがあるのに馴染む味!
その見た目からどれだけ辛いんだろうと思わせておきながら、ピリッとした辛味のなかにスパイスのコクと旨みがギュッと凝縮されていて、パンチがあるのに馴染むという何ともクセになる味。中毒者を出し続けているのにも納得です。
そうそう、このカルディの「ハリッサ」はパプリカがベースで、より日本人の好みに合う味わいにしているそう。うん、確かにパプリカを強く感じて後味にフレッシュさがある。何にでも合いそうな味です。
さて、ここからはそんな「ハリッサ」を使ってネットで見て気になっていた“味玉”を作ってみたいと思います。
◆悪魔的おいしさ!ハリッサ味玉の作り方
味玉といったら、みりん、醤油、酒、出汁などで作った煮汁や麺つゆに茹で卵を漬けることが多いのではないでしょうか。
ですが、ここで作る味玉は地中海風。茹で卵を「ハリッサ」に漬けるのです!
ジッパー付きビニール袋にゆで卵と「ハリッサ」を入れ、まんべんなく絡むように軽く馴染ませます。
今回はゆで卵3個に対して「ハリッサ」は大さじ2~3杯くらいで作ってみました。
あとは、冷蔵庫のなかで半日ほど寝かせたら完成。
◆ラーメンにドボンしたい!
なかなか辛そうな赤色で、ぱっとみ悪魔の味玉みたいですが、取りだしてみるとこんな感じ。
ほんのり色づいています。……が、色づきに反して香りと味はしっかり。むしろ、この程度の漬かり具合がいいのかも。卵自体が辛味をマイルドにしてくれるので、ピリ辛具合もちょうどいい!
なんかこう、このままラーメンや冷麺に入れて食べたいような、サラダのアクセントにしたいような、もちろんそのまま食べても美味しいのだけれど、想像力と食欲をひたすらそそってくるハリッサ味玉。半熟に茹でたハリッサ味玉を、パスタやうどんに乗せても絶対に美味しいですよね!
◆ハリッサマヨディップもお試しあれ!
食べている最中に思い浮かんだ「ハリッサ1:マヨネーズ1」のディップも、酸味とまろやかさが加わって絶妙です。
ほかにも、クスクスなどの地中海料理、トマトベースのスープや煮込み料理、さらには炒め物、和え物、餃子のタレ、チャーハン、パスタ……。「ハリッサ」の可能性はどこまでも広がります。
ちなみに、SNSで「#ハリッサ」で検索をすると、いろいろなレシピを見ることができますよ。
ちょっぴり飽きてしまったおうちご飯の新たな刺激になってくれるのではないでしょうか。
【他の記事を読む】⇒ダイソー「味付けたまごメーカー」が優秀すぎて鬼リピ!食べすぎ注意
<文/高木沙織>
【高木沙織】
美容ライター/ヨガインストラクター/ビューティーフードアドバイザー/スーパーフードマイスター。多角的に美容・健康をサポートする活動を行っている。過去には『AneCan』『Oggi』の読者モデル、ファッションモデル、ナレーター等も経験。Instagram:@saori_takagi