元伊代表FWカッサーノ、ドンナルンマのPSG移籍に失望? 自身の見解を提言
かつてローマやレアル・マドリードでプレーした元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが、同代表GKジャンルイジ・ドンナルンマのパリ・サンジェルマン(PSG)移籍について言及した。14日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。
同日にPSGへの移籍が発表されたドンナルンマは、1999年生まれの22歳でミランの下部組織出身。2015年にトップチームデビューを果たした同選手は、ミランですでに公式戦261試合に出場しており、先日まで行われていたEURO2020では大会MVPに輝く活躍でイタリア代表の優勝に貢献した。
しかしカッサーノは、今回のドンナルンマの移籍について「彼が世界最高のGKであるならば、なぜバイエルンやレアル・マドリード、バルセロナが獲得を狙わなかったのだろうか?」と自身の考えを口に。さらに「より最高のGKであれば、ドンナルンマは(ティボー・)クルトワや(マルク・アンドレ・)テア・シュテーゲンがいるチームへ移籍して、彼らを追い出すべきだったように思う。そして、彼らがPSGへ向かうべきだった」と続け、批判的な姿勢を示した。
新シーズンは自身にとって初となる国外でのプレーとなるドンナルンマだが、カッサーノの意見を覆すような活躍が期待されている。