並盛りなのに “大盛り” が出て来ることで知られる『喫茶 田川』のカレーは、テイクアウトもモリモリなのか確かめてみた…!

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並盛サイズを頼んでも、なぜか超大盛で提供されてしまう奇怪なカレー屋がある。以前、当サイトでも紹介したことのある『喫茶 田川』だ。

同店はテイクアウトにも対応しているが、持ち帰っても例の量は健在なのだろうか。知りたいような知りたくないような複雑な気持ちではあるが、買いに行ってみるとしよう。

・老朽化で一旦閉店

奈良県庁からほど近い『喫茶 田川』には約55年、県内外から多くの客が訪れ続ける。いつ覗いても必ず誰か客席に座っており、店の奥には店員さんがちょこんと座ってらっしゃる。

店のビジュアルがまたノスタルジックで、なんとも言えない雰囲気が醸し出されているのだ。カレーそのものはもちろん、あの空間を楽しみに足を運ぶ人も少なくないだろう。

しかしどうやらこの昔ながらの『田川』を楽しめるのも、あと僅か。というのも建物の老朽化に伴い、2021年7月31日をもって一旦閉店してしまうのだ。

2022年春には新たな建物で再開予定とのことだが、独特な空気感は受け継がれるのかどうかはわからない。致し方ないこととはいえ、ちょっぴり寂しい気持ちになるのは記者だけではないはずだ。

・容器を持参してもOK

気を取り直して『田川』にお邪魔し、カレーをテイクアウトすることにしよう。持ち帰りたい旨を伝えると「鍋かタッパー持ってきた?」と尋ねられるように容器を持参してもよい。

そのことからも想像できるように、同店はコロナ禍を受けてテイクアウトを始めたわけではなく、昔から実施していたという。

もちろん鍋やタッパーを持っていなくても、容器代(税込50円)をお渡しすればカレーを手に入れることができる。カレールーのみ(1人前・450円)も販売しているが、やはりここで頼むべきはライス付き(700円)。ちなみに金額は、店内で食べるものと同等だ。

さて果たして、あの山のようにそびえ立つカレーが出て来るのか、それとも出て来ないのか。ドキドキしながら待っていると、ピシッと容器に盛られたカレールーと米が登場した。

いささか拍子抜けしながら受け取ると、ちょびっと重い。いそいそと帰宅し、計量器に乗せてみると1㎏と少し。多いのか、こんなものなのか分かり辛いところである。

・皿に盛ってみた

ここはいっちょ、手持ちのカレー皿に盛ってみるとしよう。まずは米を皿に移したところ……いや、やっぱりこれは多いね!!!! かさを高くしなければ、とてもではないが皿に収まり切らない。

よいしょよいしょと米を上に積み上げ、ルーを注ぐ。うむ……こちらも入りきらない! どうみても2食分ほどのルーの量である。仕方がないのでギリギリまで注いで諦め、食べ始める。

味については以前もお伝えした通りで、相変わらず美味しい。牛肉がゴロっと入っており、しっかり煮込んだからこそであろう肉の旨味が溶け切ったルー。辛さも程良く、少しピリッとしている。

「やっぱ田川のカレーはウマいわ。いくらでも食べられそう」と調子に乗っていたのも、はじめだけ。1杯目のルーを食べ切ったあたりで、お腹が苦しくなってきていることに気付く。

いやいや、戦いはココからだ。なんの戦いか知らんけど。そんなこんなで謎にテンションが上ってきたところで、2杯目を投入。わかっちゃいたが、ものの見事に振出しに戻ってしまった。

怯みながらもひと口ふた口と食べ進めるが、当然ながら失速。なんで並盛でこんなに量があるんだっけ、並盛ってそもそもなんだっけ、と悩み始めたらもうダメだ。これ以上は入らん……!! 

しかしお気付きのように、テイクアウト品なため、ひとまず食べるのをストップしても大丈夫だ。少し時間を置いて小腹が空いてきたところでまた、再チャレンジすれば良い。持ち帰ったからこそできる所業である。

もしかすると『田川』のカレーは、はじめからテイクアウト向きだったのかもしれないな。そんな風にさえ思えてくる次第だ。

とは言え、やはり店内で食べるあの感じも捨てがたい。むむむ……これは両方を使いこなす必要がありそうだ。上記したように、これから『田川』は生まれ変わる。

ニュー田川も楽しみであるが、まずは今の雰囲気を心に刻むべく、近々店内利用をしたいなと思ったりもする。よし、お腹を空かせていくぞー!! 

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 喫茶 田川
住所 奈良県奈良市南半田西町4
時間 11:00〜14:00(カレーが売り切れ次第終了)
定休日 日曜日、第1・3水曜日、祝日は不定休

執筆:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

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  • ロケットニュース24

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