<東京五輪スポーツクイズ>サッカーで出されるカードはレッドとイエロー以外に何がある?
いよいよ来週から東京オリンピックがスタート。合計33競技339種目が行われる。ここでは、経験者でもなければ意外と知らない、さまざまなスポーツのルールや雑学をクイズ形式で紹介。家で観戦するのがより一層、楽しくなるかも?
今回は「サッカー」から出題。
◆Q.イエローカードとレッドカードの他に何のカードがある?
安全でスムーズな試合運びをするためには、ときに審判の厳しいジャッジが必要になる。サッカーの場合は、警告を意味する「イエローカード」、一発退場の「レッドカード」がよく知られている。
どちらも厳しい措置が取られるカードだが、実は審判が持つカードは、この2枚の他にもう1枚存在することをご存知だろうか。
◆A.フェアなプレー、リスペクトのある行為に対して“グリーンカード”が出される
「イエローカード」や「レッドカード」のような警告を意味するカードとは対象的に、「グリーンカード」というものがある。
これは、日本サッカー協会が、U-12(4種)年代以下の大会を対象に、フェアプレーを推奨するため独自に発案したカードなんだとか。怪我をした相手選手に配慮できたり、わざとではないがファウルをしてしまったときにすぐ謝ったりなど、審判が「今のいいプレーだな!」と思ったときに出すカードとのこと。
育成年代の選手がプレー中にフェアな姿勢を学ぶための重要なカードともいえるだろう。
<文/海老エリカ(A4studio)>
参考:『大人も知らない!? スポーツの実は…(日本体育大学教授がおしえる!)』(文響社)
―[意外と知らない「スポーツ」クイズ]―