ミシェル・ウィリアムズ、サイコホラー映画で英国王ヘンリー8世の最後の妻に 

 『ゲティ家の身代金』や『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のミシェル・ウィリアムズが、サイコホラー映画『Firebrand(原題)』で、アン・ブーリンとの結婚、処刑で知られるイギリス国王ヘンリー8世の、最後の妻キャサリン・パーに扮することが明らかになった。

 The Hollywood Reporterによると、メガホンを取るのは、『見えざる人生』でカンヌ国際映画祭ある視点作品賞を受賞したブラジルの監督、カリム・アイノズ。監督にとって初めての英語作品となるという。

 「キャサリン・パーの知られざる物語をスクリーンで紹介することに、これ以上ないほど興奮しています。彼女はすさまじいほどに賢明な女性で、これまで英国史の中で多くを語られてきませんでしたが、僕は深く感銘を受けてきました」とアイノズ監督。

 「ヘンリー8世の圧政や、彼によって粛清された人物、虐げられた人たちの物語は良く知られていますが、本作で注目したいのは、彼の時代に生き抜いただけでなく繁栄した女性の物語です。本作は歴史映画と心理ホラーの見方を、新たなものにするでしょう」と続けた。

 脚本を『キリング・イヴ』で知られるジェシカ・アシュワースが手掛け、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でアカデミー賞にノミネートされたプロダクション・デザイナーのマリア・ジュルコヴィックらが参加する。ミシェルの他のキャストについてはまだ明らかになっていない。

2021/7/13 12:00

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