７月１１日、ダウンタウンの松本人志（５７）がツイッターを更新。

　同日、大阪のＡＢCテレビで行われた賞レース、『第４２回ＡＢＣお笑いグランプリ』で優勝したお笑いコンビ「オズワルド」を《ＡＢＣお笑いＧＰ。オズワルドおめでとう　とても良い塩梅でした！》と祝福しつつ、《ユースケの浴衣はらたつ。。。》と、審査員を務めたダイアンのユースケ（４５）の服装が浴衣だったことに言及した。

「松本のフォロワーは８１８万人超えですから、その影響力ははかりしれません。優勝したオズワルドはもちろんですが、ユースケは審査員ですからね。まさかのコメントに驚愕しているんじゃないでしょうか。

　ただ、松本は以前からダイアンをプッシュしているフシがあるんです。７月２日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』（フジテレビ系）に、ユースケの相方である津田篤宏（４５）が出演していましたが、そこでもダイアンをイジるだけでなく、売れそうでなかなか売れないことを気に掛ける様子も見せていました」（女性誌記者）

　番組終盤に「ダイアンは今後どうする？」というトークテーマがあり、その際は「なんでユースケに改名したんや？」「ユースケなのに、お前はずっと津田やし」と、１９年４月に芸名を本名の西澤裕介からユースケに変えたことについて話し、「ダイアンは俺も応援してるねんけどな。マジで」と、ダイアンを応援しているのは本心だ、と明かしたのだ。

■関西では人気だったのだが…

「津田については家族もいて、妻がお金持ちのため“ハングリー精神がない”という欠点も指摘していたんですが、この際に、津田は婿養子に入ったことから本名が石村篤宏だと話すと、本仮屋ユイカ（３３）が混同して“石村ユースケ”と発言。松本が大爆笑して、“お前はこれから石村ユースケになるのだー！”虎になるのだー！“と叫び、津田が”た、タイガーマスク……（笑）“と苦笑している場面もありましたね」（前出の女性誌記者）

　そのほかにも「お色気ドッキリから卒業したい」と嘆く津田に「津田のドッキリはあと２０年みたいけどな」と返し、「（住宅）ローン、ドッキリで返していく感じですか」と絶望的な表情を見せる場面もあった。

「今回ネタにされているように、現在のダイアンはいまひとつ伸び悩んでいる状況です。関西圏では人気だったんですが、１８年４月に東京進出してからはダメ、という典型的なパターン。

　同年９月１日放送の『ゴッドタン』（テレビ東京）ではユースケが“東京へ進出し、失敗していった同期のことが脳裏にちらつき、二の足を踏んでいた”としていたほか、千鳥が大阪のレギュラー番組の約１０本中９本を辞めて東京進出したのに対してダイアンは４本も残していたことから、覚悟の甘さも指摘されていました」（専門誌記者）

　ダイアンと同じく、大阪で大人気だったが東京でブレイクするのに５年を要した千鳥もダイアンを気にかけているのか、ソフトバンクのＣＭ「千鳥の新常識」篇出演を記念した『ＷＥＢザテレビジョン』のインタビューで昨年１０月１３日にノブ（４１）は「新常識と感じたことは？」という質問に、

「第７世代が出てきて、チャラいのだったり、陰気なのだったり、いろんなのが売れていくじゃないですか。だから、ダイアンが売れないのが変わったなあと思いました(笑)」

　と話している。

■隙あらばダイアンの名を出す松本

「松本は１７年の『ドキュメンタル』（Ａｍａｚｏｎプライム）でユースケを紹介する際も、“僕はダイアンの漫才は結構好きでよく見てますね。おもろいですよね、なかなかやるなーっと思ってて”としていて、今回の『酒のツマミ』でも“生まれ変わるなら津田がいい”という松本に津田が“なんで！”“そんなイジリやめてくださいよ！”“底の底言って！”とキレ芸を披露してウケていた。やはり、爪痕は残せていたのではないでしょうか」（前出の専門誌記者）

　７月４日の『ワイドナショー』（フジテレビ系）で東京オリンピックの話題が出た際も、松本は「はっきり分かっている人っていないんじゃないですか。無観客なのか、あれはザハ（国立競技場当初案デザインの建築家）やったのか、エンブレムはパクリやったのか。（五輪の公式）キャラクターの名前言える人います？　誰ですか、あれ？」と国民がまったく盛り上がっていないことを言及したが、その話のオチでも、

「ダイアンのほうが有名やで。津田とユースケが言えても、あのキャラクターは言えない」

　と、ダイアンの名前を、しかもコンビ両方とも出していた。

「そう考えると、今回の松本の“ＡＢＣオズワルドおめでとうツイート”も、改名したユースケの名前を浸透させるための援護射撃だったのでは、とさえ思えてきますね」（前同）

　松本の期待に応えるためにも、ダイアンには１日も早くブレイクしてほしい！