接客バイトでお客さんに迫られたときの無難なかわし方9パターン
販売やホール係など、接客を担当するアルバイトで困るのが「お客さんからのナンパ」でしょう。客商売だけに無下に断るわけにもいかず、対応に困った経験のある人は多いかもしれません。そこで今回は10代から20代の独身女性に聞いたアンケートを参考に、「接客バイトでお客さんに迫られたときの無難なかわし方」をご紹介します。
【1】「ありがとうございます、励みにします」と、お礼を言うだけに留める
「ニッコリ笑顔で答えて、そこで完結させる」(10代女性)というように、素直に喜んでピリオドを打つパターンです。言ったあとは、その場をさっと離れるか、次のお客さんの対応に移ると自然に見えるでしょう。
【2】「お客さんとの恋愛は禁止されているので困ります」と、クビになると伝える
「『どうしたらいいか、上の者に確認しますね』も効く」(20代女性)というように、とにかく困惑してみせるパターンです。男性の立場によっては、「じゃあ、うちで働けばいいよ」とスカウトされてしまうこともありますが、そうなったら「このバイトが気に入っているので…」と返しましょう。
【3】「彼氏がいるんでごめんなさい」とチャンスがないことを訴える
「即座に『彼氏いるんで』と言えばだいたいのお客さんは引きます」(10代女性)というように、相手に勝機がないことを早めに告げるパターンです。「その彼氏とはうまくいってるの?」と食い下がるナンパ男には、「ラブラブです」と畳みかけましょう。
【4】「別料金になりますけどいいですかー?」と笑いにもっていく
「清楚っぽい子の口から出るとショックが大きいみたい」(20代女性)というように、ビジネスライクな口ぶりで笑い飛ばすパターンです。万一、男性から「いくら?」とマジレスされても、「10億円でどうですか」などと冗談を貫きましょう。
【5】「あ、すみません。呼び出しで」と忙しそうなふりをして逃げる
「居酒屋なら、『はい、うかがいまーす』と呼ばれてもないのに大声で答える」(20代女性)というように、話を全部聞く前に逃げるパターンです。連絡先を渡されても「忙しくてLINEする暇がなくて…」とあくまで「忙しい」を連呼すると相手もわかってくれるでしょう。
【6】「お上手ですねー、いつもそうやってるんですか?」と茶化す
「手慣れている人はどこでもそうやってるから」(20代女性)というように、相手の誘いをナンパ認定してしまうパターンです。「違うよ」と否定されても、「あんまり緊張してないところを見ると、相当やってますね。怖いわー」と流してしまいましょう。
【7】「おかげさまでみなさんにご好評です」とモテ感を匂わす
「あくまで職場のアイドルとしてふるまう」(10代女性)というように、ライバルがたくさんいることを示して諦めてもらうパターンです。とはいえ、恋心にさらに火をつけてしまう可能性もあるので、加減は見極めたほうがいいでしょう。
【8】「いやもう、私なんかにはもったいないです」と謙遜する
「大人の男性って感じでモテそうですもんねえ、とかおだてる」(20代女性)というように、自分を過小評価して遠慮のそぶりを見せるパターンです。よほど気弱な相手でなければ食い下がられるかもしれませんが、「私、同級生がいいんですよねー」などと答えてはぐらかしましょう。
【9】「では、またのお越しをお待ちしております」と営業モードを崩さず接する
「あくまで会えるのはお店でだけ!」(20代女性)というように、客とバイトの関係を絶対に崩さないパターンです。ノリのいい職場なら、告白されても「あざまーっす!」と大声で答えて、恋のムードをうっちゃってしまいましょう。
男性客のあしらい方には、「接客業の基本」が隠されているかもしれません。仕事中、突然アプローチされると咄嗟にうまい返しが出てこない場合もあるので、日ごろからシミュレーションしておくとよいでしょう。(熊山 准)