チェルシーのフランス代表FWオリヴィエ・ジルーが、ミランとの合意に近づいているようだ。8日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　『スカイスポーツ』によると、ミランは200万ユーロ（170万ポンド：約2億6000万円）でチェルシーと合意。初期費用として100万ユーロを支払い、ジルーの出場機会や来シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）・グループステージの進出状況に応じて追加で100万を支払うことになっているようだ。ジルーはメディカルチェックのためイタリアに渡航する予定だという。

　ジルーは1986年9月生まれの34歳で、2018年にアーセナルからチェルシーに180万ポンドで移籍。昨夏に1年の契約延長を結び、先月にはさらに12カ月延長するオプションを行使していた。同選手は昨シーズンのリーグ戦17試合に出場し4得点。優勝したCLでは8試合に出場し6ゴールを記録し、なかでもグループステージのセビージャ戦では4得点を挙げ大勝に貢献した。

　なお、同選手はフランス代表として110試合に出場して46点を挙げており、現在開催されているEURO2020では2試合に途中出場していた。