バックアップから登録メンバー入りも…林大地「立ち位置を上げないと」

 U-24日本代表のFW林大地(サガン鳥栖)が8日、オンライン上で取材に対応した。

 当初、U-24日本代表は出場メンバー18名とバックアップメンバー4名としてメンバーを発表していたが、東京オリンピックだけの特例として、バックアップメンバー無しの22名を正式メンバーとして登録できることになった。

 これにより、バックアップメンバーから正式メンバーとなった林は「レベルの高い環境でやれているので、充実している」と東京オリンピックに向けて行われている直前合宿について言及した一方で、本大会で出場するためには「一番は得点をとることなので、そういうところは練習からアピールしていかないと。自分は本大会に出られる立場に少しずつ立ち位置を上げていかないといけない立場。しっかり練習から違いを見せられることが大事だと思う」と語った。

 また、正式に22名がメンバーとして登録できると連絡を受けた時は、「東京オリンピックが終わるまで、ギリギリのところまでチャンスがきた印象」であったことを明かしつつ、「22人になったことで、よりチャンスが広がった。でもベンチに入れるのは18人で試合に出られるのは11人。ここからさらに自分の立ち位置を短い期間でグッと上げていかないといけないと思った」と心境を口にした。

 林は今年3月の活動で追加招集され、初の代表入りを果たし、東京オリンピックのメンバーにも選出された。しかし、「チャンスがギリギリまで残ったという印象」だと明かした林は、「もともとバックアップという立場で、そこから試合に出られる可能性が増えた。メンバーには入ったが、このまま何もなければ試合に出られないこともあり得ることなので。この短い期間でさらに自分の立ち位置を少しでも上げて、試合に絡めるアピールして結果を残していきたい」と意気込みを語った。

2021/7/8 14:57

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