やる気に満ち溢れていた産前が嘘のよう…理想と現実は違いすぎた【産後バセドウ病になった話 Vol.1】
ウーマンエキサイトのみなさんこんにちは、まつざきしおりです。
いつもはふわーっとした、味のない麩菓子のような育児漫画を描きがちな私ですが、(それ麩菓子やなくて、要はお麩やん)。
私と同じように、バセドウ病にかかり不安な思いをされている方がもしかしているのでは…と思い、自身の体験が少しでもお役に立つことがあればと、筆をとることにしました。
■バセドウ病は比較的女性に多くみられる病気
バセドウ病だと診断される前は、産後の慣れない育児のストレスや疲れからくる不調だと思っていたのですが、みるみるうちに悪化していく症状が一体なんなのか分からず、とても恐ろしかったです。
また、病気の関係で、家事育児がうまくこなせなくなっていき、「なんでこんなこともできないんだよおぉ! チックッショー!」と自己嫌悪に陥ることも。
現在は治療の甲斐あって、薬を飲みつつではありますが、普通の生活が送れるようになりました。
症状が落ち着いた後、友人にも、バセドウ病だったことを打ち明けることがあったのですが、「バセドウ病の人、私も知り合いにいるよ」という話を聞くことがあり、同じ病気を抱えている人が意外とたくさんいるという現実を知りました。
これからバセドウ病が発覚するまでの過程や治療方法、その後バセドウ病と逆の甲状腺機能低下症にかかって現在に至るまでのお話を書きたいと思います。
■初めての育児で慢性寝不足になりフラフラに
理想と現実はこうも違うものかと思い知らされた初めての育児。
「世のお母さん達はみんなこれやってるのか! まじか! みんな超人なんちゃうん!?」と、それはそれは、かなりの衝撃を受けました。
夜間授乳に夜泣き、さらに早朝フルハイテンションで叩き起こしてくるわが子。
慢性寝不足でフラフラ。
今、神龍(シェンロン)が現れたら、間違いなく「好きなだけ寝る時間おくれぇ!」と言うわ、と思う日々。
しかし、そんな日々睡眠を求めていた私が、ある日を境に、全然眠れない身体になるのでした。
※この記事に記載された症状や治療法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。気になる症状がある場合は医師にご相談ください。
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