出会いはインスタ!? 向井太一×小泉智貴 初対談! 向井「ファッションの爆発的なパッションにワクワクした」
ミュージシャン、デザイナー、作家、俳優、職人など、異なるフィールドを舞台に活躍する“ふたり”が語らうTOKYO FMの番組「三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~」。5月の放送では、向井太一(シンガーソングライター)×小泉智貴(ファッションブランド「tomo koizumi」デザイナー)さんが4週にわたり出演しました。この記事では、5月7日(金)放送の内容をお届けします。
(左から)小泉智貴さん、向井太一さん
自身のルーツであるブラックミュージックをベースに、ジャンルを超えた楽曲を制作する向井さん。1年半ぶりのニューアルバム『COLORLESS』を今年4月にリリースしたばかり。ファッションにまつわるコラムの執筆やモデルなど、音楽以外の活動の場も広がっています。
一方、大学時代に製作した洋服がセレクトショップのオーナーの目にとまったことをきっかけに、自身のブランド「tomo koizumi」を立ち上げた小泉さん。鮮やかな色使いや大胆なシルエットが特徴的で、国内外の女優やアーティストからの支持も厚く、カスタムメイドのコスチュームも多く手掛けています。
◆向井「何も分からずにフォローしたら…」
向井:こんにちは。あらためまして、向井太一と申します。
小泉:デザイナーの小泉です。
向井:今回、僕からお声がけをさせていただいたんですけど、もともとはインスタグラムでtomoさんのドレス作品の写真を拝見して。ファッションの爆発的なパッションにワクワクして。ウィメンズのドレスですが、視覚的にインスピレーションや刺激を受けて、何も分からずにフォローしたんです。そうしたらフォローを返してくれて、そこからDMでご挨拶をさせていただいて。今回(ラジオ出演の)お話をいただいたときに、僕は「tomoさんとお話したいです」とオファーしたんです。
小泉:嬉しい。本当に光栄です。
向井:初めましてだから、聞きたいことがたくさんあります。僕は基本的に今まで CDジャケットやライブ、ミュージックビデオは自分でスタイリングをしているんです。今まではどちらかというと、リアルクローズ=実際に普段着られるような衣装だったのですが、最近はワクワクするようなものを探すようになっていて。
それでtomoさんのドレスを最初に見て、もう(ワクワクするような思いが)爆発したんですよ。インパクトが凄いですよね。ドレス文化があまりない日本で、日本人のデザイナーがワクワクするようなものを作り上げることが素晴らしいと思っていて。そもそも、ドレスを作るきっかけは?
小泉:もともと親が、ファッションが好きだったんです。中学生の頃は雑誌が好きで、メンズファッション誌を全部チェックして、それで情報が足りなくなって、(書店などで)その隣に置いてある女性誌を見るようになりました。
そのときにオートクチュールのファッションショーのコレクション写真を見て衝撃が走って、恋に落ちたというか、自分のキャリアの運命が決まった瞬間があったんです。そこからドレスへの憧れが始まり、そこをめがけてやってきたし、今もやっているところですかね。
向井:最初からみんなが着るような洋服ではなくて、“オートクチュールを作ってみたい”っていうのが始まりだったんですね。
小泉:自分がやっていることや、やりたいことがエンターテインメント寄りで。最初のキャリアは衣装デザイナーです。加藤ミリヤさんとかPerfume とか、いろんな女性(アーティスト)の衣装をデザインしていました。自分的には、半分ファッション、半分エンタメの世界にいる気持ちでやっていましたね。
▶▶番組Webサイトでは、放送内容をPodcastで聴くことができます。ぜひお聴きください!
次回7月9日(金)放送のゲストは、小野リサさん(ボサノバシンガー)×渡辺真理さん(アナウンサー)さんです。どうぞお楽しみに!
<番組概要>
番組名:三井ホーム presents キュレーターズ~マイスタイル×ユアスタイル~
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
ナビゲーター:田中麗奈
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/curators/