大雨シーズン到来…災害に備えるために知っておきたい「キキクル(危険度分布)」とは?

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手島千尋アナウンサーがパーソナリティを務めるTOKYO FMの番組「防災FRONT LINE」。6月19日(土)の放送では、気象庁が提供している「キキクル(危険度分布)」についてお届けしました。


※写真はイメージです



関東甲信地方も梅雨入りし、本格的な大雨シーズンに突入しました。

今回紹介する「キキクル」とは、大雨などによる災害の危険度を5段階に色分けして、地図上にリアルタイムで表示してくれるサービスです。気象庁のWebサイトで、全国各地の危険度を簡単に把握することができます。

危険度を確認できるのは、土砂災害、浸水害、洪水災害、この3つの大雨による災害です。

気象レーダーで雨量をチェックしていれば大丈夫だと思っている方もいるかもしれませんが、土砂災害、浸水害、洪水は、雨が降っていないところでも発生する可能性があります。

例えば、川の上流で集中豪雨があった場合、雨が降っていない下流で洪水が起きることもあります。

大雨警報や洪水警報が出ているとき、不安になるような強い雨が降っていたときに気象庁のWebサイトからキキクルにアクセスすると、お住まいの地域でどれくらい危険が高まっているかを確認できます。

地図上に表示される色が、クリーム色だと「今後の情報に留意」、黄色は「注意」、赤色は「警戒」、うす紫色は「非常に危険」、濃い紫色は「極めて危険」と、色でわかりやすく表示されます。

今年5月に改訂された避難情報と照らし合わせると、黄色は警戒レベル2に、赤色は警戒レベル3、そして、レベル4までに全員避難とされている「避難指示」にあたるのはうす紫色です。キキクルと避難情報を照らし合わせて覚えておきましょう。

さて、このキキクルはリアルタイムで危険を把握するのに役立ちますが、それだけではいざというときに対応しきれません。

あなたに、1度確認してもらいたいことがあります。それは、お住まいの自治体のWebサイトなどで、防災マップやハザードマップをチェックして、土砂災害や洪水が起こりやすい場所を事前に把握することです。

また、ハザードマップを片手に1度自宅周辺を歩いて、災害の種類ごとに危険な場所を確認するということも大切ですよね。

実際に歩いてみると、大雨のときに水がどこからどこに向かって流れていくかなどイメージすることもできます。さらに、避難場所を考えるとき、行政の指定する避難場所だけでなく、親戚の家やホテルなど選択肢を広げるきっかけになるかもしれません。

① 防災マップやハザードマップを使って事前に避難経路を確保。
② 大雨警報や洪水警報が発令されたらキキクルで危険度を確認する。

この2段階の備えで、水害などの被害を最小限に抑えることができます。また、危険度の高まりを通知するアプリもありますので、活用することもおすすめです。

大事なのは「備える」こと。そのために、警報が発令されたら自治体の情報と共に、気象庁が提供している「キキクル(危険度分布)」をチェックする習慣を身につけましょう。

<番組概要>
番組名:防災FRONT LINE
放送日時:毎週土曜 8:25~8:30
パーソナリティ:手島千尋
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/bousai/

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  • 7/5 19:40
  • TOKYO FM+

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