S・ラモス、欧州連覇の9年前に追想「スペイン代表は歴史に名を刻むチームだった」

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、UEFAのインタビューに答えた。4日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 S・ラモスは、2020-21シーズンの公式戦21試合に出場し4ゴールを記録。度重なるケガにより、2021年に入ってからクラブでの公式戦出場数は5試合にとどまり、EURO2020のスペイン代表メンバーからも落選した。

 そんな同選手は9年前のEURO2012の決勝でイタリア代表と対戦し、4-0の勝利を挙げ、スペイン代表は大会連覇を成し遂げた。そして現在行われているEURO2020の準決勝で同カード対決が実現することを受けて、同選手は当時のスペイン代表について「決勝戦の前から、僕たちはスペイン代表が歴史に名を刻むチームであることを意識していた。EURO2008、ワールドカップ、そしてEURO2012を制することがどれほど難しいかを経験したんだ。僕たちが成し遂げた記録を塗り替えることは難しい」とコメント。

 続けて「ビセンテ・デル・ボスケ(当時の代表監督)は、特定の選手だけではなく対戦相手全般を重視してたんだ。それは、(アンドレア・)ピルロや(アントニオ・)カッサーノ、若い(マリオ・)バロテッリなど、素晴らしい選手がいたからね」と9年前の栄光に思いを馳せた。

 また、S・ラモスは6日に行われるイタリア代表戦について「彼らには常に経験があり、プレーの仕方を熟知していて、細かいことにもよく対応してくる」と強敵であることを口にした。さらに「イタリアとの決勝戦で先制したことは、とても重要なことだったんだ。(セスク・)ファブレガスのクロスを(ダビド・)シルバが見事なヘディングで決めたことを覚えている」と9年前の試合では先制点が勝負の鍵になったと語った。

2021/7/5 13:31

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