映画『100日間生きたワニ』企画当初はアニメの予定ではなかった? 上田慎一郎&ふくだみゆき監督が映画製作を振り返る

TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中の特別番組「『100日間生きたワニ』公開記念“生きるラジオ”」。7月9日(金)公開予定の映画『100日間生きたワニ』の監督・脚本を務める上田慎一郎とふくだみゆきが、全4回にわたって作品について深堀りしていく番組です。初回となる7月2日(金)の配信では、“映画にしたい”と思った理由を2人が語りました。

(左から)上田慎一郎、ふくだみゆき

「100日後に死ぬワニ」と“縁”を感じた2人

ラジオでの共演が初となった上田慎一郎・ふくだみゆき夫妻は、「1つの夢が叶った」と喜びのコメント。映画の原作である漫画『100日後に死ぬワニ』(小学館)は、漫画家・きくちゆうきがTwitterで毎日1話ずつ投稿したもの。2人が漫画の存在を知ったのはいつだったのでしょうか?

上田:漫画は2019年12月からはじまって、2020年3月20日に終わりました。僕はTwitterの漫画を2日目から読みはじめまして。ふくだも2日目から?

ふくだ:そうですね。LINEグループで社長が「これ面白いぞ」って送ってくれて。

漫画の連載がスタートした12月12日は、奇しくも2人の結婚記念日。ふくだは「縁があるんだろうな」と振り返ります。

当初は実写映画として企画を提出

映画の企画書を提出した当初、アニメ化ではない別の可能性があったそうです。

上田:漫画が30日目ぐらいのときに、映画化に向けた企画書を東宝に出したんです。そのときは実写化の企画書だったんですよね。

ふくだ:実写と言っても、実際のワニとかキャラクターの被り物ではなく、擬人化というか。

上田:そうそう。人間に置き換えた話として(企画を)書いたんですよね。

『100日間生きたワニ」は映画に近い楽しみ方がある漫画だった

2人は『100日間生きたワニ』を映画にしたいと思った経緯を説明します。

上田:Twitterの漫画はね、最後に「死ぬまであと〇日」って出ることによって、そこまでのコマの見え方がガラッと変わるんですよね。そして、1日1話漫画が公開されるというリアルタイム性が話題になって。もちろんそこも面白いんですけど、「語り過ぎない余白」というか、コマとコマの、みんなが自分で埋めたくなるような余白を持った漫画だなって感じたんですよね。

ふくだ:そうですね。

上田:Twitterのリプライ欄に「これは、ああじゃないか」みたいな、自分なりの解釈が書きたくなってくる。それがすごく映画的だなと思ったんですよね。

ふくだ:きくち先生の誤字とかも深読みする人がいて、リプライ欄がすごく面白かったです。

上田:企画書を提出したら、東宝さんのほうから「上田さんとふくださんの共同監督でアニメ映画を作るのはどうですか?」とご提案をいただいて。それでアニメ映画として制作することになりました。

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次回の7月9日(金)配信分は、映画のキャスティングについて語りました。詳しくは音声配信サービス「AuDee(オーディー)」でチェックしてください!

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<番組概要>

番組名:『100日間生きたワニ』公開記念“生きるラジオ”

配信日時:7月2日(金)、7月9日(金)、7月16日(金)、7月23日(金)

パーソナリティ:上田慎一郎、ふくだみゆき

番組Webサイト:https://audee.jp/program/show/100000262

2021/7/4 20:00

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