松島勇之介、初写真集の仕上がりに手応え「楽しくできたので120点」

ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズ宮侑役や、ミュージカル『新テニスの王子様』The First Stage 大和祐大役として出演し、注目を集める俳優・松島勇之介が4日、都内でメンズビジュアルムック『A-VOICE 松島勇之介』(講談社刊)の発売記念イベントを開催。イベント前に囲み取材に応じた。

出版界初システム「写真」+「音声」+「動画」が搭載したA-VOICEシリーズ第1弾となる同写真集。寝室で見せるセクシーな横顔、無邪気にはしゃぐ少年の姿、そして、眼鏡とスーツで知性とエレガントな男らしさを纏う24 歳の今を多方面から捉えたマイルストーン的な一冊となっている。また、名物の「ロングインタビュー」では、生い立ちから“10 神 ACTOR”時代など、ほかで語られることのなかったエピソーどや、心に秘めた思いを垣間見ることができる。

同写真集出版のオファーを聞いた際の心境を聞かれると「正直、信じられないというのが1番大きくて、僕1人にフューチャーしていただいているということが、これまで10人で活動してきた中でなかったので、撮影しながらも“本当に僕の写真集なんだ…”って感じで夢見心地でした」と声を弾ませ、「さらに、ボイスだったりムービーだったり、第1弾は僕でいいのかという不安もあったんですけど、昨日、福岡でイベントをさせていただいたり、本日イベントをさせていただくことで、ようやく現実味が出てきました」と吐露した。

同写真集のコンセプトについては「僕は9月に上京しまして、それまで地元・福岡のほうで“10 神 ACTOR”というグループとして活動していたんですけど、そのグループが今年の3月をもって解散してしまい、そのときの思いだったり、もともとお芝居をやりたかったので、気を引き締め直して東京で役者として頑張っていくという心意気が表れた1冊になっています」と紹介。

撮影は3月に鎌倉で行われたそうで「僕の希望で“東京で海に行きたい”ということで鎌倉に決まったんですけど、寒かったですね。写真集の中で水着で撮ったシーンがあったんですけど、海パンだけで全部脱いで、わかりやすく鳥肌も立ちましたし、3月なので近所に住まわれている方が“えっ、あの子マジか…”って目で見られて、恥ずかしい気持ちもありながら楽しく撮影させていただきました」と回顧した。

また、犬と戯れているカットをお気に入りに挙げた松島は「このワンちゃんが全然僕に懐いてくれなくて、僕のマネージャーさんもワンちゃんが大好きな方で、ずっとマネージャーさんとワンちゃんが遊んでいました(笑)」と嘆き、「抱っこするシーンがあったんですけど、全然こっちを向いてくれなかったので、僕の後頭部らへんから餌を見せましたら、一瞬で釘付けになりまして、なんとかいろんな方のお力を借りて撮影できました」と裏話を披露した。

さらに、同写真集に収録されている甘い音声が報道陣に公開され「恥ずかしいですね(笑)」と照れ笑いを浮かべた松島は「もともと、標準語で文章を書いてくださって、それをせっかくなので僕が博多弁に翻訳しました」と明かし、「『助手席に初めて女性を乗せたのはお前が初めてやん』と言わせていただいて、僕はすごくドライブが好きなんですけど、運転免許を持っていなくて、基本的に助手席でナビゲーションをすることが主なんですけど(笑)。ある種、これからの未来を指した言葉だと思って聞いていただければ幸いです(笑)」とアピールした。

そんな同写真集に「120点」を付けた松島は「何より僕自身が楽しみながら撮影ができたというのが1番大きくて、最初、ガチガチな状態で緊張もしていたんですけど、徐々にもっと自分を出したいとか、いろんな顔の自分を見てもらいたいって気持ちも乗ってきまして、楽しくできたので120点です」と胸を張った。

最近、休みの日に自炊や、海外の映像作品を見ているそうで「マーベル作品を今まで1度も見たことがなかったので、これを機に追いかけてみようかなということで、最近ずっと見ています。今1人暮らしなので、ご飯は基本自炊をして、でも簡単なカレーライスだったり、炒め物だったりになるんですけど、これまでの実家暮らしから新しい一歩だなと思っております」と語り、今後の抱負については「これからはお芝居を中心に活動していきたいなと思っておりまして、先日ミュージカル『新テニスの王子様』で初めてミュージカルを経験しまして、その楽しさにすごく感激しまして、これからはストレートなお芝居だけじゃなくて、ミュージカルや新しいことも広げながら頑張っていけたらなと思います」と目を輝かせた。

加えて、出演して見たい作品を聞かれミュージカル『レ・ミゼラブル』を挙げた松島は「ミュージカル『新テニスの王子様』で共演させていただいた相葉(裕樹)さんが今まさに帝国劇場でやっていまして、一緒にやった方がそんなに大きな舞台で戦っているんだと刺激を受けまして、ゆくゆくは必ず叶えたい夢です」と熱く語り、やりたい役については「大きくジャン・バルジャンで!何年かかってでも叶えたい夢です」と力を込めた。

2021/7/4 18:57

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