“美人すぎるソフトボーラー”長﨑望未、東京五輪・ソフトボールの注目選手は?

藤木直人、高見侑里がパーソナリティをつとめ、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMの番組「TOYOTA Athlete Beat」。6月26日(土)の放送では、ソフトボール元日本代表の長﨑望未(ながさき・のぞみ)さんをゲストに迎え、お届けしました。

(左から)藤木直人、長﨑望未さん、高見侑里

長﨑さんは、1992年生まれ、愛媛県出身。小学3年生のときに競技を始め、高校卒業後の2011年にトヨタ自動車入り。ルーキーイヤーから、ホームラン王、打点王、ベストナイン、新人賞の4冠に輝きました。2014年からは日本代表として活躍し、“美人すぎるソフトボーラー”としても脚光を浴びました。

昨シーズン限りで現役を引退し、現在は、スポーツキャスターやリポーターとして活動。その第一歩として、トヨタ自動車の情報発信サイト「トヨタイムズ」のスポーツキャスターに就任し、セカンドキャリアを歩んでいます。

◆2021年から伝える側として奮闘中

藤木:現役生活お疲れさまでした。小学3年生から競技を始められて、競技生活で言えば20年。あらためて振り返ってみていかがですか?

長﨑:現役を続けているときは“長いなぁ”と思いながらやっていたんですけど、いざ引退すると“あっという間だったな”という気持ちが出てきました。

藤木:引退してからのセカンドキャリアを、スポーツのリポーターや地域貢献活動を主としてスタートされました。伝える側になってみていかがですか?

長﨑:元々スポーツを観ることがすごく好きなので、現役中も、例えばラグビーやバスケなど、いろいろな競技を観に行っていました。また、(今の仕事を始めて)ほかの方の競技を観て、そこで学んだ“楽しさ”を伝えるのがすごく楽しいことだったので、セカンドキャリアのスタートを楽しく切れたかなと思います。

高見:元々、引退後のキャリアとして“リポーターとしてスポーツの楽しさを伝えたい”ということを、ずっと思い描いていたんですね?

長﨑:そうですね。ソフトボール自体もメジャーな競技ではないので、少しでもなにか私にできることがあれば、と。また、自分が発信したことでソフトボールの魅力を知っていただけたり、競技人口を増やすことができたらいいな、という思いはすごくありました。

藤木:インタビューなどでも、長﨑さん自身がアスリートでしたから、そういう経験は活かされやすいものですか? それとも、アスリートによって“考え方や価値観が全然違うんだな”と感じました?

長﨑:価値観や考え方は“人それぞれだな”とすごく感じます。でも、どこかで立ち止まったときや“頑張ろう!”と思ったきっかけは、(どのスポーツ選手も)共通したものがあって私も共感できますし、そのときに「私もこういうことがあって……」ということを(選手と)一緒になった気持ちで話し合えるのは、自分のなかでは強みかなと思います。

◆迫る東京五輪、注目のソフトボール選手は?

藤木:東京オリンピックでは、ソフトボールが2008年北京オリンピック以来3大会ぶりに復活します。これは長﨑さんにとっても、うれしいのではないですか?

長﨑:ソフトボールをされている方にとっては、本当に待ちに待った復活だと思うので、私もすごく楽しみにしています。

藤木:僕たち素人は簡単に金メダルを期待してしまうのですが、それはやはり難しいことですよね?

長﨑:決して簡単なことではないと思います。オリンピックや世界大会になると、オープン戦のような小さい大会に比べて、各国の選手が目の色を変えて挑んできますので、いつもと違った闘争心が出てくるんじゃないかなと思います。

藤木:オリンピックになると、より真剣度が増してくるということなんですか?

長﨑:絶対にそうですね。それこそ人生をかけた選手もいますから、真っ直ぐにメダルを獲ることだけを求めて食らいついてくるので、いつも通りの日本の戦いができるかはわかりません。ただ私のなかでは、それこそがすごく楽しみなんですけどね。

藤木:すでに「伝説」と言っても過言ではない上野由岐子投手も活躍してくれると思いますが、上野投手以外に長﨑さんが期待している選手や、ポイントとなる選手はいますか?

長﨑:“全部負けられない戦い”というか、予選では1敗もせずに決勝に臨まないと後々苦しくなるので、やはりピッチャーはすごく大事だと思っています。ポイントは、後藤希友(ごとう・みう)選手と藤田倭(ふじた・やまと)選手のピッチャー2人を使って、どれだけ決勝までに上野さんを温存しつつ、なおかつ上野さんが出たときにワンポイントで起用できるか。

藤木:なるほど。

長﨑:例えば、後藤選手は左ピッチャーなのですが、左ピッチャーは左バッターに強い傾向があるので、ピンチのタイミングで左バッターのときに使えますし、そういうワンポイントで使えることの大切さも含め、予選で粘り強く失点を防ぐために、上野さん以外の2人のピッチャーがどれだけ頑張ってくれるか、というところにすごく期待しています。

次回7月3日(土)の放送は、東京オリンピックの競泳・日本代表、川本武史選手のインタビューをお届けします。どうぞお楽しみに!

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聴取期限 2021年7月4日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>

番組名:TOYOTA Athlete Beat

放送日時:毎週土曜 10:00~10:50

パーソナリティ:藤木直人、高見侑里

番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/

2021/7/2 6:00

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