ハキミのPSG移籍が間近に…インテルCEO「最終的な段階にある」

 インテルCEOのジュゼッペ・マロッタ氏は、同クラブに所属するモロッコ代表DFアクラフ・ハキミがパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍に近づいていることを認めた。

 現在22歳のハキミはレアル・マドリードの下部組織出身で、2018年からは2年間ドルトムントでプレーし、昨年夏インテルに完全移籍で加入した。2020-21シーズンは公式戦45試合の出場で7ゴール11アシストを記録し、2009-10シーズン以来、11年ぶり19度目のセリエA優勝に貢献した。

 PSGとチェルシーらによる争奪戦となっていることが報じられていたが、7000万ユーロ(約92億円)ほどの移籍金を提示したPSGへの移籍が濃厚となっていると伝えられている。

 そんな中、インテルCEOのマロッタ氏はイタリアメディア『スカイスポーツ』で、「ピエロ・アウジリオ(インテルのスポーツディレクター)がそれに取り組んでいて、私たちは最終的な段階にある。いくつかの手続きを行う必要があるが、1日かそこらで完了すると思う」とハキミがPSG移籍に迫っていることを認めた。

「明らかにこれは私たちにとって辛い瞬間であるが、私は管理者でもあり、このサッカー界全体にとって困難な時期にクラブの経営を保っていく必要がある。ハキミの取引が完了すれば、少し余裕ができる。スクデットを獲得したチームのほとんどを残したいと思っているから、他のビッグプレイヤーを売る必要がなくなることを望んでいる」

2021/7/1 12:40

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