【波乱】商品名からしてヤバそうな「納豆ごはんクレープ」を食べたら納豆の新たな可能性を発見した

世の中には、ありとあらゆる食べ物の組み合わせがある。「それ絶対ウマいやつやん!」となるものから、思わず「えぇ……」と閉口してしまうものまで、それこそ組み合わせは無限大。

今回は、京都の繁華街で発見した「納豆ごはんクレープ」なるグルメを紹介しよう。ブッ飛んだ商品名だけ聞くとズバリまずそうだが、実際どうなのか食べてみた!

・定番メニューのなかに……

納豆ごはんクレープを食べられるのは、京都市にあるクレープ店・さんじや。お店は阪急電鉄の河原町駅から少し北に上がったところ、新京極商店街の入口付近にある。

メニューには美味しそうなデザート系のクレープがこれでもかと並ぶ。こいつらの誘惑を振り切って納豆ごはんを注文するのは、相当な勇気がいるといえよう。定番のクレープを食べたい衝動を何とかおさえ、納豆ごはんクレープ(450円)を注文した。

・意外にイケる

確かに納豆ごはんが入っている。クレープの中に。

店員さんによると、まかないで食べる人も多いのだとか。わざわざ店員さんがまかないで食べるということは、もしかして美味しいのか? 期待と不安を胸にかぶりついてみると……。

イケる……だと!?

にわかに信じられない人も多いと思うので、詳しく説明しよう。

このクレープ、納豆ごはんの他にマヨネーズとネギがトッピングされており、さらに食べ進めていくと海苔の佃煮が仕込まれている。この「納豆+マヨネーズ+ネギ+海苔佃煮」というありそうでない組み合わせが、悪くないのだ。悪くないどころか、良い。納豆を上手く使ったジャンクな味わいというか。

そしてクレープに包まれていることは、プラスにもマイナスにもなっていない。しかしこれはマイナスになっていないだけで御の字というべきだろう。

おそらく「納豆ごはんクレープ」という商品名だけ聞くと、多くの人は美味しくなさそうと思うはずだ。それは「甘いもの」であるクレープと納豆が合うわけない、というイメージから起因するものではないだろうか。

しかし、よくよく考えてみると、クレープが甘いのは中にクリームやらチョコやらがモリモリ入っているからであって、別にクレープの皮自体がそんなに甘いわけではない。

したがって納豆をクレープに合わせても、そこまでぶっ飛んだ味にはならないのだ。かといってクレープの皮が納豆の美味しさを引き立てているとか、そういうこともない……。

いずれにせよ、ポイントは「納豆+マヨネーズ+ネギ+海苔佃煮」という組み合わせだ。これが美味しいということが、今回の最大の発見だった。今度、茶碗の上で再現してみようかな。

・今回紹介したお店の情報

店名 さんじや

住所 京都府京都市中京区蛸薬師通新京極東入裏寺町595-3

時間 13時~22時

休日 無休

Report:グレート室町

Photo:RocketNews24.

2019/9/9 13:30

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